ジェラルド・カーシュ
ジェラルド・カーシュ「壜の中の手記」
イギリスの作家、カーシュの短編集。ビアスの南米失踪事件をネタにした短編「壜の中の手記」をはじめ奇想に満ちた12編の短編を集める。カーシュの短編は詐欺師やイカサマ師、山師、みせもの、怪しい骨董品などアヤシイものを主題にしたものが多い。
この短編集におさめられた「ブライトンの怪物」にはかなり驚かされた。まるで関係ないものを寄せ集めて一つのストーリーを作りだす三題話(落語のってつけると、落語ファンに怒られる)のようなつくりなのだが、その組み合わせがまたとんでもない。なんじゃ、こりゃ。正直、油断していて、足をすくわれました。あとがきは先によまないほうがいいです。日本人的にはちょっと不謹慎なきもしますが、オチに思わず笑ってしまいました。
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