“くるり”岸田繁の音楽的電車論
2001年から2004年にかけて鉄道専門誌『レイルマガジン』にて連載されたコラム。
誌面の中で自らを「サウンド派レイル・ファン」と称するだけに,鉄道が出す音へのこだわりを中心とした内容。車両種毎に異なる走行音の和音を五線譜に乗せて解説したり,実際にサンプリングした音源の加工方法を紹介したり。様々なメディアでその造詣の深さは見知っていたものの,専門誌での連載というだけあって疾走感は段違い。
一方で,『赤い電車』でお馴染み,京急のモーター音(ファソラシドレミファソー)や,アルバムタイトルにもなっている「ファンデリア」(誌面で実物が欲しいと募集をかけてます)についての解説,また曲中に取り入れられている鉄道音源の話など,くるりの音楽を知っている人ならば楽しめるところも多いので,その方向から読むという方法もあり。
全30回,数としては少ないほうかもしれませんが,その読み応えは計り知れず。鉄分の多少にかかわらず,おすすめいたします。
- 2007/01/18登録
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