曽我部恵一/独り会2007
もう、ずーっと好きだといえる曽我部恵一さんの新宿LOFTでの1/21の弾き語りライブ。
シンプルにアコースティック・ギターと声だけの飾り気のないライブで、だからこそ素朴な中にも力強く心と頭に響いてきた。そして3部構成の4時間半近くで50曲にわたる演奏は、心地よくラムのロックを飲ませてくれました。こう普通に気軽に飲めて音楽も楽しめるスタンスって、なかなか好きです。多分それは音楽性もあるんだろうけれど曽我部さんの人柄とか空気感によるものも多々ある気がします。
今日のライブでの嬉しかった事は、曽我部さんが失恋のアルバムといっていた、サニーデイの3rdアルバムの「愛と笑いの夜」を全曲を曲順とおりに弾き語ってくれたことでした。当時は「東京」という個人的偏愛のアルバムの後で、なんかどんよりと重い感じがしていて、とても切なくヒリヒリとしている曲が多くかったのだけれど、今こうして聴けるというのはなんかいいです(今だからこそ余計にというのも確実にあるけれど)。
色々な曲が装飾をとられたりしつつも、また新しい息が吹き込まれたかみたいに違う側面をみせてくれたりして、とても楽しめた。ボッサ風にアレンジされた「スロウ-・ライダー」や、究極のミニマリズムといってもいい「White Tipi」なんかが特にそうでした。そして新曲も沢山演奏してくれたけど、どれも足場が固まっているというか、そんな感じでした。
こういう一方方向的じゃない音楽の楽しみ方っていいですよね。もちろんそうじゃなくてもいい音楽はいっぱいあると思うけれど、個人的にはこういう方がぴったりくるというか。
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