Un film en cinq episodes de Dominique Deluze
ROYAL DE LUXE & LE MYTHE DU GEANT
DVD、入手いたしました。すごい。やっぱりすごい。圧倒的なリアリティ。現実世界にある日突然巨人が迷い込んだら、本当にこんな感じなんだろうという。何と言うか、巨人の一挙手一投足に血が通っているのはもちろんのこと、それを操るために周囲に建てられたやぐらとか、彼を動かす為にかいがいしく動く赤い服の人たちとか、巨人という存在の孤独感とか、ぜんぶ含めてのリアルなんだよなあ。仕掛けも何もひっくるめて、ひとつの異物、ファンタジー、僕らとは別の世界の存在なんだということをまざまざと見せつけられる。ほんの数十秒見ているだけで、様々な物語がバーッと頭の中を駆け巡る。巨大なものが動く。そのことに、ある種原始的な感動と驚き、畏怖、熱狂が沸き上がる。もう目が皿のようになって、わくわくが止められない。巨人が起き上がる、あの瞬間に走る心の震えったら…!!DVDには、パリ市民の表情や声も挟み込まれているのですが、うん、たぶん今僕は彼らと同じ表情と感情を共有しているんだなと確信した。子供たちの表情が印象的なのはもちろん、大人たちもまるで子供のように驚き、よろこび、戸惑う。すべて字幕なしのフランス語だから、何言ってんのかまるでわかんないんだけど、そこにあった気持ちだけは、すごくよく汲み取れた。これ…日本にもこないかなあ…。絶対1週間会社休んで見に行くのに。辞めてもいい。というかむしろこの劇団に入りたい。それにしても…大掛かりだなあ…。後半、黒人の子供が出てきて太鼓を叩く人が括りつけられたミニ観覧車とかブランコに乗りながらマリンバを叩く人とか凝った仕掛けの楽隊と街を練り歩いたり、ガリバーと一緒にバスに乗ったり、キリンの親子が出てきたり(このキリンの山車がかっこいいんだ)、見所がたくさんです。夜、人形が眠っているときも、ちゃんと胸が上下して呼吸しているように見せるあたりとか、行き届いてるんだよなー。StrandbeestとかArthur Gansonの「Machines」とか、あとバイクやクルマもそうだけど、「動く仕掛け」はいつも僕をドキドキさせてくれます。もう、ほんと最高でした。フランス語だからか、ドキュメンタリーだからか、元々そういうものなのか、劇のあらすじ自体はわからないままでしたけど/笑。
ここでちょっと予告編みたいのがダウンロードできます。
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