ツルヤヨシノブ ツバラツバラ
鶴屋吉信 つばらつばら
京菓子の老舗、鶴屋吉信の銘菓。折りにふれ雑誌やテレビでも登場するらしいので新鮮味には欠けるけど、この「つばらつばら」という名前が気になって買ってきました。先にお味の話をしておくと、生地が美味しい上品な甘みのお菓子。見た目にはどら焼きの皮を思わせますが、実は求肥(のようなもの?)が焼かれた食感です。これが多分、餡のあっさり具合とマッチして口の中で下手にもたつかないのがいいのだと思う。仮にどら焼きのような皮だったら、餡はもそっとこってりがいいとか、バランスってありますよね。
《追記》
つばらつばらを「日本一の手みやげ AZUKI SWEETS 部門第一位」としたBRUTUSによれば、この皮の生地は門外不出の製法によるものらしい。この辺が人々の心をくすぐるのかしら。
さて、しかし私の興味は依然「つばらつばら」という名前にあります。万葉の歌にも登場する「つばら」は存分に詳しいこととして辞書に載っている。「つばらか」も同意とあったけど、おそらく「つまびらか」も類いでしょう。ただ、この音の印象から、個人的には「つらつら」の元になるような存在なのではないかと思い、なんとか関連性を見いだしたい。
ここから先はお菓子のつばらつばらとは何の関係もありません。
「つばらかに」というのが詳しくという意味で使われている歌は確かにありますが、大伴旅人の歌「浅茅原つばらつばらにもの思へば古りにし里し思ほゆるかも」には、仔細に思い浮かべるという能動さよりはそうと意識しなくても勝手に湧き出てくる感じがあります、これは「つらつら」感が高い。さらに雰囲気的には際限のない「つれづれ」に近いニュアンスも感じます。
ここで大事なことに気づきました。もしかすると私、「つばらつばら」が姿を変えたと想像する「つらつら」自体の意味を正しく理解していないかも。
というわけでここで再度辞書を調べると「つらつら」は「つくづく」「よくよく」。しかも「つれづれ」の説明にも「つらつら」「つくづく」とある。
えーとつまり、ざっくり言うと「つらつら」と「つれづれ」がつながっているのは確かだが、「つばらつばら」と「つらつら」のつながりには一向に歩み寄らないということか。
うーんうーん。
仕事しなければならないので一旦中断。
よろしければ誰か続きを調べてください。
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33.《つばらつばら》鶴屋吉信
- 私家版・お菓子カタログ | Tracked: 09.3.22 5:16 pm
つばらつばら 鶴屋吉信(つるやよしのぶ) @147 万葉言葉がお菓子の名前になっています。 なんか語感が非常にほのぼの。 焼い...
話題の銘菓「つばらつばら」
- よしTea_Cafe | Tracked: 08.1.15 5:33 pm
鶴屋吉信の銘菓「つばらつばら」と言います。「つばらつばら」とは、しみじみと、という意味のようです。奈良時代初期の政治家である大伴旅人が、故郷の都ことをことを思いながら、赴任先の大宰...
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