ヤナギソウリ セイカツノナカノデザイン
柳宗理 生活のなかのデザイン 東京国立近代美術館
先日、行こう行こうと思っていた
「柳宗理 生活のなかのデザイン」 の展覧会に行ってきました。
本当は±0 やINFOBAR 、無印良品 でおなじみの深澤直人さんのギャラリートークにどうしても行きたくて、3日の土曜日を目指していったのですが・・・
無念。。
ちょっとお寝坊して時間ぎりぎりになってしまったら
「もういっぱいで入れません」とお断りされる始末…
肩を落としながらも2階に上ると、入り口正面に
おしゃれなスーツでうれしそうに看板を掲げた柳宗理さんの写真が。
「まぁいっか~」とほくほくした気分で中に入ると
そこはもう柳ワールド♪
用の美を追求し、日本インダストリアルデザイナーの草分けとして
活動した柳宗理氏の作品といえば
バタフライスツールやエレファントスツール、
和の要素を取り入れながら機能性を追求した
「白磁土瓶」はあまりにも有名ですが、
家具や生活道具だけでなく、ミシンや自動車、
はては歩道橋までデザインしていらっしゃるんですよね。
今回展示されている作品は主に1950年代から60年代のもの。
1940年代後半~60年代は、物不足の時代から高度成長期にかけ、
合理性や機能性を求め、新しい素材を用いた
新たなデザインを開拓していった時期であり、
戦後日本のインダストリアルデザインを先駆的に開拓した
柳宗理デザインの確立に焦点を当てています。
どこか懐かしい昭和の雰囲気をたたえながらもいまだ廃れることなく、
長く人々に愛され続けてきた柳宗理のデザイン。
それは日本人だからこそ可能な素材、加工の技術もさることながら、
何より使いやすさと美しさという
用の美を追求し得たデザインだからこそ、ですよね。
なるほど感心したのは
MOMAにも所蔵され、海外でも人気の高いバタフライスツールは
日本のものは天童木工ですが、日本は人件費も材料費も高いため、
海外の製品はドイツの会社で作っているのだそうです。
海外のかたが日本でバタフライスツールを見て
日本製のほうがきれいだと言うこともあるとか。
美しいものでも高級品になってしまっては
日常使いできなくなってしまいますもんね。
展示作品には今では販売されていない商品も多く、
作品に触れることはできなかったのですが、
やっぱりキッチン用品やお皿、家具は触ってみて、
座ってみてその良さを納得できるもの。
デザインから浮かび上がる当時の生活の面影につつまれて
ほわほわしながら一通り見終わった後、
どうしてもどうしてもその椅子や食器、鉄のおなべ、
ミルクパンやミニパンを手にとって見たくなった私は
その脚でまたインテリアショップ巡りに繰り出したのでしたw
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