ワカテショドウカ
若手書道家
30代までの書道家。
最近の和のブームにより、メディアが取り上げることが多くなっている。
しかしながら、その実力の低さと報道のされ方とのギャップに、書道界の重鎮といわれる
先生方を中心に問題視されるようになった。
その代表格が、若手カリスマ書道家「武田双雲」である。
技術がないのに、TVでさも字がうまいように語り、芸術性もないのに、自称アーティスト
としてもっともらしく語っていることが、逆鱗に触れている理由だろうか。
必要以上の巨大なパフォーマンス用の筆を振り回しているその姿は、マスコミにはネタに
なるが、書道界の審査員を務める、上層部の高いレベルの書道家からは極めて滑稽に映る。
書道界の知識者が、書道家そして書道評論家が問題視しているのは、そういったレベルの
低い自称書道家が、メディアに多く露出してしまうことにより、「書道家」そのものが、誤解され
ることを懸念している。
まさしく、武田双雲は狂言界の和泉元爾のようなもの。
伝統文化を適当に振りかざし、伝統を一つの売り込む手段として考えているタレントとして
理解した方が正しいだろう。
そういう意味では、若手女性書道家の「国重友美」も書道家を名乗っている同じ類と言ってよい。
しかし、技術はないが、その発想の視点だけで考えれば、武田双雲よりはまし。
書道家とは言えずとも、イラストレーターとしてありなのかもしれない。
武田双雲がインターネットの仕事をやっていた経験をフルに活用し、自分を売り込むために、
この関心空間に自らキーワード登録をしている。その他ブログや、amzonなども利用しとにかく
SEO対策をばっちり行って、検索件数をかなりかかりやすくしている。
マスコミ関係者の情報収集も、インターネットが中心になっている時代。
書道家で検索すると、「武田双雲」が上位に出てくるので、ついつい勘違いをして仕事を依頼
してしまうのが現実だ。まさしく彼にとっては狙いとおりであるが・・・
これから、マスコミに期待したいのは、伝統文化の人間を取り上げる際、注意してキャスティング
してもらいたい。書だけにとどまらず、伝統文化を名乗る人間にも「本物」と「偽者」がいるので、
もっと慎重に選ぶべきであろう。
- 2007/02/17更新
- 2007/02/09登録
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コメント (3)
2007/02/20
tabutabu そうなんです。
実は仕事の関係で調査したら、かなり胡散臭いんですよ。この武田双雲なる人物。
インターネットで検索すると、たしかにいろいろ出てくるんだけど、元ネタは全て自分のホームページ
なんだよね。自分で自作自演してるのバレバレ!
笑えるのが、自己紹介として
“音楽家は声と楽器で表現し、書道家:武田双雲は「言霊を筆と墨で表現する」アーティストである。”
としている点。
ちょっと、寒いー
2007/06/02
にこにこ龍 たしかに武田さんの書は、普通に書をやっていた人間からみるとその実力たるや???でしょう。本物の書は引き込まれる魅力がありますが、彼の書は自己主張が強く、芸術の本質から逸脱している感じがします。なにより、基本ができていないような気がします。有名でなくても本物の書家がいるのを知っているだけに残念です。あの書がスタンダード・芸術だと勘違いしてほしくないですね。
2008/01/06
シュレン たしかにこの書が芸術だと勘違いされるのは、大変遺憾です。
現在のメディアが怠慢なことも一つの原因かも知れません…
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