愛より強く
ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
監督はファティ・アキン。ドイツの新鋭監督、らしいです。
こんな言い方あんまりいい加減すぎるかもしれないけど、
正直、生きてても辛いだろうと思ってしまうような、
平凡な幸せにとことん縁のない(縁を切っている?)二人の話です。
人の運命なんて、こんなものなのかな。
そう思うとなんだか空しくなります。
映画評論家ではないから、
映画の作りなどには何の批評も出来ないけれど、
こういう映画って、観る人の精神状態によって
かなり評価が分かれちゃうんじゃないかなあ。
少なくとも私は今はもっと救いのある話が観たかったのでいまいちでした。
本当は救いはいっぱいあるのだけれど、
主人公たちがそれを拒否しているようにしか、今の私には見えませんでした。
その辺がなんとなく共感出来ない気分にさせたんじゃないかと思います。
でも映画としていいか悪いかと言えば、
ちょこっと設定がありきたりかもな、とか
新しさに欠けるかなとは思いながら、
ベルリンで賞を取っているのもまあうなずけるくらいの内容だったとは思います。
ドイツ映画で、国としてはトルコが絡んできて、
独特の文化や風習、考え方などが所々の場面で表現されてます。
島国日本に居てはわからない部分。その辺りはとても興味深かったです。
この後二人はどうなったろう。
どんなにしんどくても、
何かに明るい光を見つけてたくましく生きて行ってくれたらいいのにな。
そう思いながらもあんまり感情移入出来ないところに、
私のこの映画の評価が集約されていると思います。
- 2007/02/10更新
- 2007/02/10登録
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ファティ・アキン
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