権威商法
こんな言葉があるのか知らないが、人の心理につけ込んだやり口として引っかかるので、適当に付けてみた。
電車に貼ってあるヨーグルト(明治乳業LG21)の広告に、ノーベル賞受賞者(E・メチニコフ博士)の写真が載っていた。まるで、商品を推奨しているように見える。
ところが、メチニコフ博士は100年近く前に亡くなっており、商品を推奨しているはずはない。また、彼がノーベル賞を受賞したのは、その商品が特徴として推しているプロバイオティクスではなかった。さらに、その人物が提唱した単純な「ヨーグルト長寿説」は後の研究者によって否定されている(ただし、腸内の細菌の活動については研究が続けられ、肯定的な所見も現れているようだ)。
このような、商品と関係のない権威を消費者の情報不足につけ込んで、商品と結び付けようとする広告や番組は多い。
あるあるは言わずもがな、多くの番組や健康食品・増進器具、ダイエット用品等々で、XX大学教授とかいう肩書きの人物が白衣でインタビューに答えていたり写真に映っていたりする。
明治乳業LG21のように亡くなった人物を出してくるのはともかく、本当にその人は商品を推奨しているのかと思うことが多い。
インチキくさい実験(と呼ぶに値しないが)結果を手に、「XXの○○効果が作用してこのような結果になったのでしょう」といっているヤツは同罪だろう。民間ならともかく、国立大学の教授などは、このような番組や広告に出て悪徳商法の片棒を担いだなら懲戒してほしい。
肩書きを使って、正当性を主張する根拠にするやり口は古典的な詐欺の手口だ。制服や服装によって人がいかに騙されやすいかは、過去の詐欺の手口を見れば分かる。未だにテレビ自体が権威であるかのような誤解を抱いている人が多い。これと、直接確かめようのない権威を重ねて視聴者を騙すのがマスゴミのやり方だ。
気をつけろ (ふっる~w)
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コメント (2)
2007/02/18
nob-bro このヨーグルトの例はすごく巧妙ですな。「売らんかな」=「何でもあり」という構図は、マスコミで覆い尽くされた社会においては、さまざまな巧妙手口、マジックで大衆を騙す(良くも、悪くも)ことを是として、歯止めがなくなっているのだろう。CMを出す側の大企業も、その金で番組を作る側も同じ穴のムジナということなんでしょう。まあ、一般ピープルは騙されない「目」を磨くしかないということ。
panhead 功名ですね。一応ウソは書いてない。しかし、意図は明白ですね。でも、調べれば分かるような人物だからまだマシかもしれません。XX研究所の○○博士とかいわれても、ホントに研究しているのかどうか確かめようがないですからね。全く、同感です>騙されない「目」を磨くしかない
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