ずんずん落語
堀井憲一郎 が落語について語るTBSラジオの番組。
Podcastでも配信中。
堀井さんは年間400席以上落語を聞いているという。
初心者向けの入門的な内容が中心ですが、やはりその絶対量から来る話には説得力があります。
現在の噺家ランキングも、噺家の批評も的確だろうと思う。
しかしそんな批評は他の人もやってます。
堀井憲一郎の優れている点は、噺家が座る座布団の固さについて語れる感覚にあります。
野球やサッカーや競馬が芝や土のコンディションを問題にするように、噺家が座る座布団の固さは重要です。
か弱い芸能だから、微細で具体的なディティールに対する感受性がない人に落語は語れません。
座布団の固さなどくだらないディティールです。
くだらないから重要です。
「たかが映画じゃないか」と言ったのはヒッチコックですが、古今亭志ん朝は「たかが落語じゃないですか」と言いました。
たかが落語にあれこれ言うのが間違ってる。
素敵に間違ってる。
間違いのない正論より、素敵な間違いのほうが絶対に魅力的です。
年間400席以上落語を聞く堀井憲一郎は確実に間違ってます。
かなり素敵に間違っています。
- 2007/02/17登録
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