種田陽平
心地よい空間というのは、なんかこう、定型にはまった寸法とか、色とか、材質とかではないもの、どこか違うものですね。僕にっとっては。
映画「スワロウテイル」「不夜城」をはじめ、「いま、会いにゆきます」や「KILL BILL vol.1」など、その独特の感性で多くの人を魅了し続ける美術監督、種田陽平氏。三谷幸喜監督の最新作「THE有頂天ホテル」では、登場人物それぞれが織りなすドラマと共に、もう1つの主役“日本最大級のセット”HOTEL AVANTIを手掛け、調度品のひとつひとつにまで至るこだわりは必見です。国内外を問わず活躍中の種田氏に、空間づくりについて、その世界観をスペシャルインタビューしました。
Q:まず、ズバリお聞きしますが、種田さんにとって心地よいと感じるのはどんな空間でしょうか?
種田氏:いきなり本質的で難しい質問ですね(笑)。そうですね、心地よい空間というのは、なんかこう、定型にはまった寸法とか、色とか、材質とかではないもの、どこか違うものですね。僕にとっては。
例えば、天上高や窓の大きさとかって一般的なマンションだと大体決まっていますよね。僕の仕事上では映画の中で存在していればいいという感じで、割と自由なので、実際の機能にあまり縛られないんです。心地よいというのは自由な空間ということになりますかね。
Q:ご自身の生活空間でこだわっていることやものはありますか?
種田氏:生活でこだわることと言えば、眠る空間と寝具ですね。人生の三分の一くらいは寝室にいて、リラックスし明日に備えなくてはならないわけですから。ベッドやベッドマット、枕、布団などを選ぶときは、リビングや仕事場のインテリアを選ぶときより、慎重になります。
┏特集┓スペシャルインタビュー 美術監督 種田陽平
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