Schmankerl Stube
シュマンケルステューベの生ハム
生ハムが好きです。そして、生ハムは切り立てじゃないとダメ。目の前できってくれた生ハムが天鵞絨なら、真空パックの生ハムなどは、紙のようなものである。(最近はだいぶましになったけど)
昔から生ハムを切ってくれるお店に、渋谷の東急フードショーに入っている「シュマンケルステューベ」がある。約八年ドイツで修行したマイスター、奥沢さんのドイツハムのお店だが、目の前で切ってくれるサンダニエーレの味には、今まで自分が食べていたガビガビの生ハムはいったいなんだったのかと、驚愕したものだった。塩がゆるめの薄いバラの花びらのようなハムを口に入れると、柔らかい編み目のような脂肪が舌に残る。
ここでばら色の生ハムをゆっくりと買って切ってもらっている間、お隣のフェルミエでチーズを買う。そして、アンデルセンでパンを買って行くのが、特別なホームパーティ時の友人への手土産。これだと、ヘタすると普通に飲みに行く時よりもお金が掛かってしまう。
今では、その場で生ハムを切ってくれるお店は他にも増えているんだろうけど(ディーン&デルーカ等)やっぱり最初の感動は忘れられない。ピスタチオやマッシュルーム入りのハム、レバーペーストもおいしい。ハムは枚数で注文もできます。(写真はこのお店のものではありません。もっと美しいです)
* *
ひとかけらのニンニクで香り付けされた、
ばら色としろいハム
そして、とてつもなくおおきなグラスに注いでくれた、
沈む太陽の光が黄金にいろどる泡立つビールを
A・ランボー「みどり亭にて、夕方五時」
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