ソニー NW-A3000
SONY NW-A3000
石鹸箱のようなカタチをした手のひらサイズのメモリーオーディオで、2005年にiPodの対抗馬としてソニーが送り出した本格モデル。「ウォークマン」の一員で、ハードディスク容量は20Gバイト。個人的には圧縮音声風味の少なさと余韻の心地よさが好き。エンコーダーは独自のソフトCONNECT PLAYERが付属していますが、このソフトは一目でわかるとんでもない代物。たまらずネットで調べてみると、いろいろな不具合があってソニーはその後SONIC STAGEというエンコーダーを開発していることが判明。こちらをダウンロードすることをおすすめします。
難点は、エンコーダーのソニックステージ(コネクトプレーヤーも同じ)がMacでは動かないこと。VAIOを出しているソニーとしては当然か・・。Macユーザー(しかもパワーPC)なので、止むなく残された手段・Virtual PCを強引にインストール。つまりMacで動かしたウィンドウズ上で、エンコーダーを作動させてCDを取り込んでいるわけです。
これがエライ作業です。そもそもVirtual PCで動かすウィンドウズOSの重さはただ事ではなく、さらにエンコードというヘビーなことをさせる。K1の選手にプライドに出場させて、さらにブーツの中に漬け物石を入れているようなものです。一曲エンコードするのに早くて15分、機嫌が悪いと40分くらい。いつかウィンドウズ買わなきゃダメです・・。
ただし音は本当に素晴らしい。フォーマットはAAC、MP3、WAVの他にしれっとMDと同じATRACがあるのがSONYらしく、その最上級ATRAC Losslessなるフォーマットでエンコードすると133kbpsでもCDとほぼ同じ匂いの音が手に入ります。APPLEロスレスがCDと同じなんてとても思えなくてがっかりしていた自分が。このフォーマットだと1曲に30MB以上使うのでもったいないとも思うけれど、本当にお気に入りの曲だけを700から800曲放り込んでおくPlaylist of Playlist、と割り切って使ってみます。ちなみに通常のATRACの128kbps(これだと1曲5MB以下)でも、iPodのAAC128kbpsよりも聴きやすくてずっと好きな音。
iTUNESのどこが音がよくないの?と思う方も居るはずですので、試しにJPOPで恐縮ですが絢香のこのアルバム内の「三日月」をエンコードしてみて下さい。これ、フォーマット、ビットレートをいくらあげても音が割れてしまうんです。分かりやすい例として挙げましたが、たとえ音が割れていない曲でも、自分はiPodを長時間聴いていると疲れてしまいます。
残念ながらNW-A3000は生産終了品だったので、新品をオークションで1万円台で購入しました。旅に持っていきたい。
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