自立支援医療費制度(精神通院)
アタクシごときに何を語るものがあるのかと、自分でも思うのですけど、万が一のことがあったときに、「あー、ぽぽゆりが何か書いていたような気がするなー」と思い出してくださったらこりゃ幸い。
この制度は、どうも偏って伝えられている部分が多いようなのでKWにしてみたのです。
対象が障害者(身体・知的)のみと思われがちですが、他にもたくさんあって、詳しいことは一度でいいから厚生労働省が発表している本文に目を通していただくとして、今やパリ並みに当たり前になってきたメンタルクリニック通院も該当するのです。精神通院としているのはそういうことです。
メンタルと書きましたが、どの程度の病名が自立支援法の自立支援医療費に該当するのかは一度確認してから動いて欲しいのですが、なんとその病名で患者が選んで申告した病院に関しては支払いが1割負担になるのです。ざっくり考えて1/3。大きいですよね。それに関する薬も同様。医療費控除どころの話じゃないと思います。
(もちろん、低所得などの方々は1割の上にひと月の支払いに上限が設定されています)
私、病院務めしていたときもあったので見ていたのですが、メンタル系は薬の数が多いんですよね。しかも長期に渡る。これはますます心配事が増えるんじゃないかなぁ?などと勝手に心配していたのです。
お金だけでも国に援助してもらえるなら、安心して病院にかかれると思いますし、そうでなければ追い詰められる人は減らないでしょう。
で。
これって、手続きしてから有効になるんですよ!
なので、初診時(多分、一番高い出費と思われる)は適応外ということになりますよね?ここ、なんとかならないかなぁ?と思う今日この頃。
他の土地は良くわからないのですが、東京のケースで調べてみましたら、保健所が担当しています。
でも、紛らわしいことに、区のHPに詳細が掲載されています・・・
患者さんの住んでいるところの保健所で、所定の認定申請書と診断書をもらい、医師に記入してもらって(病院によって、この診断書料金は差があるので注意です)、『健康保険証の本人』(例えばお父さんの保険証を家族として使っている息子の場合はお父さんということです)の一年間納付した税金の証明書(何年度分が必要になるのか私たちにはわからないので、先に保健所に聞きましょう)を『役所』でとって※(有料 300円くらいだと思います。)、先ほどの医師が記入した診断書と一緒に提出して受理という流れです。
そこから先は、申告した病院と薬局に関しては1割負担ということになります。(1年間有効。期限が切れたらまた同じ段取りで提出)
↑これ、かなり患者さんにとっては大変だと思いますので、身近な方がそうなったら、手伝ってあげた方がいいかも。
※保健所に納税の調査を委任する形にすれば、区役所に行かずに手続きができる地区もあります(東京都該当)
↑これをやる前に、自分が『自立支援』に該当するのかどうかを先に保健所で確認する必要がありますよ!
診断書も納税証明書も有料なので、無駄になっちゃったら大変ですからね?
心も体も病気は辛い。
朝が辛い。会社に行きたくない。自分が嫌い。なにもかも頭にくる。気力が無い。何も楽しいことが思い浮かばない。表情が無いと言われた。人付き合いが辛い。ずっと眠い。いつ死んでもいいような気がする・・・などなど
それ、低血圧じゃなくて、現実逃避じゃなくて、ちょっと疲れただけじゃなくて、メンタルクリニックで病名がつく状態かもしれないですよ?
今は、国や自治体などが、かなり「心のケア」に目を向けている時代ですから、「ちょっと第三者に聞いてもらおうっと」くらいの軽い気持ちで受診するといいかもです。
で、長引きそうかなと思ったら、こういう手続きをふむと、支払いがぐんと安くなります。
もちろん、勤め先などに連絡がいくことは無いので安心してくださいね。
- 2007/03/13登録
- 1358クリック
- メイン
- コメント(6)
- つながり(3)
- トラックバック(1)
コメント (6)
最新コメント5件
2007/03/13
ぽぽゆり コメントありがとうございます。辛い状態なのにもかかわらず、力強いメッセージをいただけて嬉しいです。★今回のことといい、前回のことといい、もう少し患者本位の名前の付け方ってあるだろう!?と思いますよね。いろんな科を標榜している病院に勤めていたのですが、やはりみなさんこの話になると小声もしくは筆談されます。私はもっともっとこういうの広めた方がいいと思うんですよね。知らないから変な差別や偏見が生まれることもあるわけでしょう?それはお互いに悲しいし、想像力の欠如した寂しい人間を作ることになると思うんです。パニック障害、病名が固定するまでは、ずいぶんひどいことを言う人もいました。やっと最近になって本人にとっては大変なことなんだと思うようになったと思います。精神科とメンタルクリニックも似たようなもので言い方ひとつ。でも、より重い症状の方は精神科に行かれますね。この法は、治る病気と治らない病気を分けるのではなく、メンタルとそれ以外を分けて、双方のためになるリハビリなり医療費支援なりに展開していくべきだと思います。そもそも「障害者」という呼び名もどうなんだろう?と思っているんですよね。手帳を受け取ってしまったら、どんなに級が軽かろうと障害者確定。だからまだ行かない!と言っていた人もいました・・・あぁ・・・そうじゃなく負担を軽く生活して欲しいのに・・・。とはいえ、「一生治らない」証明書のようなものでもあるので、親御さんの気持ちを考えるとそんなに気楽なものではないのかもしれないですね。なんとか、なんとかしないと辛い人が増えてしまう・・・
あぽっち ぽぽゆりさん、早速のお返事ありがとうございます。名前のイメージって、大事ですよね。強迫神経症よりは良くなったはずの「パニック障害」という病名は、暴れるのではないか!?と思われてしまうことがよくあります(笑)。逆に発作で弱って、静かになるんですけど(苦笑)。宮本輝さんの「私たちが好きだったこと」では、宮本さんご自身がパニック障害の経験をされているので、パニック障害を患っている登場人物が医師を目指すまでの過程がよく描かれているなぁ、と思いました。
障害者手帳も一生の手帳でなくなると良いのですが。
病気関係の研究などに携わっていますが、論文を読むほどに、どの病気も一筋縄では治らないことや、障害を引き起こす原因の多くが不明であることも痛感しています。
ぽぽゆり あ、お若いのにご存知でしたか!>輝さん☆神経症ってずっと書いているけど、病院行ったのかしらー?と思っていました。作家さんはお仕事そのものも自分の心のどこかと向き合うことになるから、メンタルな病気になったときにより辛いようにも見えます(辛いことを辛いように書くのが上手ともいえるけれども)理系の方だとざっくり思っていたら、医療系なのですね!(関係ないけど、うちは夫が理学博士です)面白いと言ってしまっては失礼かもしれませんが、思う存分考える機会と時間が与えられた人なんだとご自身をとらえて、どうか多方面から追求し楽しむように研究を続けていただきたいなと思います。個人的には、好奇心旺盛だったり多趣味なお医者さんの方が治るのが早かったように思います(笑)医師ばかりではなく、みんな、広く興味を持って病気と向き合って付き合って欲しいと思う。がむしゃらに頑張るばかりが能じゃなし♪
あぽっち 全然若くないですよ~。修士を出て社会人を数年経験して、博士課程に戻っているので(苦笑)。病気に関係する蛋白質の研究をしています。基礎研究で生物にあたる研究科にいます。
パニック障害のHPで、宮本輝さんが強迫神経症と呼ばれている時代にご経験されていたことを知り、その経験を小説にされていることも書かれていたので、読んでみました。私の世代だと「優駿」で斉藤由貴が主演していた映画のイメージだったので、驚きました。苦悩のご経験を小説に活かされていて、素晴らしい作家さんだと思います。
がむしゃらに頑張ってばかりなので、反省中です(笑)。
ぽぽゆり 日本人よ!休むことも覚えよう!さ~。一休み~。りらーっくすですよぅ♪
- すべてのコメント »
つながりキーワード (3)
オレンジリボン運動
- (fumitune)
子どもの虐待の防止を目指して行われている運動です。 11月は、児童虐待防止月間です。 2007年の11月1日には、都庁、レインボーブリッジをはじめ、街をオレンジでうめつく...
確定申告書等作成コーナー
- (こうへい)
春はお花見の前に確定申告です。 国税庁のサイトでは確定申告の提出書類をウェブ上で作成できるサービスがあります。 私は昨年もこのシステムを知りつつ、焦っていたので結局手書...
高額療養費(給付)
- (ぽぽゆり)
一ヶ月(ついたち~末日)に、同一の医療機関で、支払った額が高額な場合、申請するといくらかお金が戻ってくる場合があります。 病院窓口で聞くのが一番わかりやすいです。用紙も...
トラックバック (1)
- トラックバックURL
- http://www.kanshin.com/tb/keyword-1110444






確定申告書等作成コー...
オレンジリボン運動
高額療養費(給付)

