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あなたの魂にやすらぎあれ

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 環境汚染ですめなくなった地球を捨て、火星の地下深くある破沙空洞市で人間たちは、幻覚装置に取り巻かれ、無気力に暮らしている。彼らは限られた空間、限られた資源によって生きるために、幻覚装置によって自分たちの認識をごまかして生活する。
 地上には、門倉京と呼ばれる都市がアンドロイドたちによって形成され、人間は歓楽を求めてなけなしの金を払い地下から地上に出る。

 やがて人間とアンドロイドの対立は、水面下で激化。アンドロイドに広がるエンズビルの宗教伝説。地下教会の僧侶サイ・玄鬼は、アンドロイドの神“エンズビル”の降臨を予知するが…。

 私が初めて出会った神林作品がこれ。人の「思い(込み)」とその人にとっての「現実」、そして「事実」この三つのバランスってことを初めて激しく認識しました。
この作品はそんな小難しくないので、読みやすいと思います(笑)

あなたの魂にやすらぎあれ

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投稿者:
馬頭星雲
詳細情報
  • 人名: 神林長平
  • 発売元: 早川書房
  • 年(代): 1983年
  • 2002/05/29更新
  • 2002/05/29登録
  • 2173クリック

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コメント (5)

2002/05/29

SSMG 幻覚装置のくだりはカジシンさんの「セチに向かない職業」を思い出しますが、大分違うようですね。エンズビル、ってフリクリにも出てきた単語だなあ。

信生(ほい!) 未読ですが、馬頭星雲さんの紹介を読むだけで「うん、神林作品だ」っつー感じです。

SAD すごく好きです。これを読んで神林長平を読みあさりました。(私もこれが初めて読んだ神林長平の小説です。)

馬頭星雲 私もSADさんと同じです。この1作で完全ノックアウト。すっかり神林ファンに。

2002/05/30

SAD 日本人の作家のSF小説では未だにこれがベストです。それまで、日本人の書くSFはたいしたことないとなめていたために、より衝撃が大きかったのかもしれません。まさにノックアウトです。

つながりキーワード (4)

人名・団体名神林長平

  • (柚葉 智)

ハードSF作家。 主著は『戦闘妖精・雪風』、『敵は海賊』シリーズなど多数。 明確に意識してSFを読みだしたのは『雪風』が最初だった。つまり私の原点。 実は誕生日が同じだったりする。

神林長平の代表作とも言える“戦闘妖精・雪風”の続編が文庫になりました。 その正体が全く謎に包まれているエイリアン、ジャムと人類の戦いを描くハードSFですが、そこは神林長平...

「言葉」で「世界」が別のモノに変容する。そう云うSFのひと。 けれど個人的には「魂の駆動体」で登場人物を借りて語られた「自動車たるモノ」の理想に熱く共感してしまうのです。「魂の─」は自動車...

神林長平作。雪風シリーズ第1作。 正体不明の敵ジャムの地球侵略を阻止しようとフェアリィ星で闘う、FAF特殊戦、通称ブーメラン戦隊の3番機「雪風」とその専任パイロット「深...

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