幻の女/ウィリアム・アイリッシュ
オールタイムのミステリー名作アンケートなどでも1位に輝く名作ミステリー。
この原文を読んだ江戸川乱歩が、大興奮で「ただちに翻訳すべし」と絶賛した事でも有名。
作者はサスペンスの巨匠として今もなお映画やドラマの原作に引っ張りだこな、ウィリアム・アイリッシュ。
あ、もちろんとうの昔にお亡くなりになられていますよ。
実は、10数年ぶりに再読したのです。お風呂に入りながら。
いやあ、全然スジを覚えていなくて、まったく新鮮な気分でハラハラどきどきしながら読みました。
「死刑執行前百五十日」から「死刑執行後一日」まで23章としてカウントダウンされながら進む構成が、もうそれだけでサスペンス気分沸騰。
ミステリーとしては、犯人探しの点ではたぶんすぐにネタばれしそうなのに、そんなことより主人公たちに感情移入してしまうので、冷静に読んでいられないのです。
おそらく原文もそうなんだろうけど、翻訳文も洗練されてて、まったく古さを感じさせないのがさすが。
翻訳物が苦手な方にもオススメの、読み出したらやめられない名作です。
- メイン
- コメント(0)
- つながり(3)
- トラックバック(0)
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (3)
黒衣の花嫁
- (warabie)
哀しく切ないサスペンスの傑作。 原題は『The Bride Wore Black』。 つまり、邦題は見事な直訳だが、 内容にばちっとはまっている。 これ以上の題は考えられ...
ウィリアム・アイリッシュ/幻の女
- (ryouji)
『夜は若く、彼もまた若かった、…』このあまりにも有名な出だし。近年作家としてのそのミステリアスな素顔の研究もすすんでいるウィリアム・アイリッシュの代表作であり、ミステリー...
幻の女
- (leporello)
「幻の女」といえばウイリアム・アイリッシュ、ミステリーの古典。しかし、オリンピックも終わった週末、たまたま読んだのは香納諒一。99年日本推理作家協会賞受賞作。文庫で700...







黒衣の花嫁
ウィリアム・アイリッ...
幻の女
猫のあしあと/町田康


