ふぁーすと ふーど ねーしょん
Fast Food Nation
2001年にエリック・シュローサーが書いた『ファーストフードが世界を食いつくす』が2006年に映画化された。リチャード・リンクレーター監督。カンヌ映画祭上映作品。
新製品にクレームを受けたことで調査に乗り出したファーストフード業界大手の社員が目にするファーストフードの社会における実態。移民、麻薬などアメリカの抱える社会問題も含まれます。食肉加工工場がどんな過程で肉を処理しているのかが映し出される。最後のシーンを観た後、自分が今まで口にしてきたもの、これから口にするものについて考えてしまいました。
この映画は、社会学者のジョージ・リッツアー書いた『マクドナル化する社会』を思い出させます。
こちらから予告編が見られます。Yahoo Movies Trailers& clips: Fast Food Nation
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コメント (4)
2007/04/08
島崎丈太 興味深いです。 しかし、日本で上映するかしらん? スーパーサイズ・ミーの日本でのマスコミの取り上げ方も極小でしたし。
zeek21 原著("FAST FOOD NATION"ペーパーバック版)は、私が始めて興味を持ってまじめに読んだ洋書でした。「スーパーサイズ・ミー」はコミカル仕立てのドキュメンタリーでしたが、こちらはかなりシリアスです。荒廃する中西部の農家、不法移民によって支えられる劣悪な屠殺環境から始まり、資本の論理に翻弄されるフランチャイズ店主の悲哀、そして子供の頃から「囲い込み」することによって、大人になっても定期的な購入を期待できる広告手法、もちろん肥満に始まる健康問題。ファーストフードを通して透けて見える「変わりゆくアメリカ、そしてそのグローバル化」の姿に焦点を当てた本でした。
アメリカの大手産業を敵に回した本なので、映画化は非常に難しいと思います。しかしながら、著者の政治的なメッセージは極力抑えた(いわゆる民主党的なリベラルからは一定の距離を置いた)手法には非常に好感が持てました。普遍的な愛国心がこの本を書き上げた動機だからでしょう。この映画には彼に興味を持ってもらう入り口になればいいと思います。
静心 島崎丈太さん>上映は難しいかもしれませんね。色々な会社の圧力などを考えると。それでも「ホテル・ルワンダ」が人々の声で上映まで運べたようにうまくいくといいです。
静心 Zeek21さん>私、まだ本は読んでいないのです。著者が出している"Chew On This: Everything You Don't Want to KNow About Fast Food "Amazon.comも気になります。
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