進化しすぎた脳 / 池谷祐二
新進気鋭の脳科学者・池谷祐二が、慶應義塾ニューヨーク学院高等部で中高生を相手に行った対話式の講義を記録した本。これだけ読むと難しいように感じますが、まったくそんなことを感じさせられません。平易な語り口でテンポ良く、とにかくわかりやすく、その上に最新脳科学をふまえて、科学から哲学的な内容も含め講義しています。
自分の脳がいかに曖昧で、いったいどれくらい勝手に世界を色づけしているか、しかし曖昧だからこそ、時間の連続性を持って、自分を認知し、世界を認知し、新しいことに気付いたり挑戦しているか。イメージしながら脳の不思議を感じられる、面白く気付きの多い内容になっています。
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