書道家・書家
墨による、文字もしくは抽象表現をする者。
ジャンルは様々で、漢詩、かな書、近代詩文、現代書、墨象などがあり
それぞれの分野に集中するタイプと、複数にまたがり表現する者もいる。
書道会に属する場合と、脱会する場合、最初から属さない場合もある。
一般的には、師に学ぶところから入ることが多い。
現在の課題は、書道会はシステムが形骸化していく傾向があり、純粋に
実力者が評価されていないことがある。
一方の問題としては、和のブームに便乗し「自称・書道家」と名乗る20代、
30代が増殖し、マスメディアに多く露出している。
その作品のレベルは、ほとんど「書」と呼べるものではなく、本来の「書」を
きちんと勉強していないため、勝手な解釈による表現を「書」として伝えて
しまっている。
これは、現在の書道界がかかえる由々しき問題である。
もちろん序列社会が良いわけではない。また個人であろうが書道会に
属していようが、それは問題ではない。
若くいても、優秀な書道家もいる。しかしながら、マスメディアに出ている
若い書道家のほとんどが、書の正しい知識・技術・感性を持ち合わせて
いないのが現状。
結果として、メディアを通し「書」が正しく伝えらえていないケースが多く、
また「書道家」というイメージも誤解されて伝わることが懸念される。
いま一度、「書」とは何か、「書道家・書家」とは何かを見ていかなければ
ならない状況にある。
- 2007/04/20登録
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