ネズミ
ねずみ
ウチのベランダにいるミッキーマウスにおびえる毎日。
ヤロウども、手すりのとこでダダダーッとダッシュ大会など開催しやがって、私はその度に
「ハッ(今の!)」
として
「ヘッ?(まさか!)」
として
「ガクッ(ミッキー&ミニー?)」
となる。
南台の交差点で、暴走族のふりかざした木刀をわしづかみにして追いかけまわしたことのある(しかも猛ダッシュ)私だが、このミッキー軍団の族には恥ずかしながらビビりっぱなしである。
このままだと神経衰弱になりかねない、と、あの宇宙的なデザインがステキな『ねずみ捕り』をワクワクしながら購入。なんとなく『ディズニーランド』と命名して、罪の意識をやわらげた気になる。
唐揚げを吊るして、私のデスクから良く見える場所に配置。仕掛け人気分で夜を待った。
来るには来るが、ハウス周辺をうろうろしてはまたダッシュトレーニングに励みだすミッキーズ。
翻弄されっぱなしの私は、この思わせぶりな態度は女性として見習うべきではないかと悩んでみたり、
近づいてきたミッキーに、
「ハウスッ!ハウスッ!」
と英語は通じないにもかかわらず小声で命令したりして、あきらかに情緒不安定。
友達に電話をして詳細を伝えると、
「お前まさか、昨日の唐揚げ?」
昨日真っ黒に焦げた鳥の唐揚げを
「イカ墨とは違いますが、こういうデザインの唐揚げです」
とテーブルに並べたところ、誰も食べなかったあのカラアゲ。
「あれじゃあネズミも食わねえよ」
ミッキーズはそんなにグルメだったのか。
しかも聞いてみりゃあ、大量生産で子供を産むそうですね。
思わせぶりでグルメで、毎日ヤッてるミッキーズ、ボクちゃんちょっとうらやましいかも。(錯乱中)
- 2002/05/31登録
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