くうかいのゆめ
空海の夢 [新版] 松岡正剛/著
三版目だそうで、都度加筆、それだけ著者の思いいれが深い本。平安の世に、日本をプログラムした密教者。「空海の夢」と題される夢は平安から現代はと脈々と引き継がれ、空海に遠大な思想・夢にせまる。思想家としての空海の凄さを。
空海と仏教・宗教のついて語る。あるいは空海を通して語る。
巻頭に
「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
死に死に死に死んで死の終りに瞑し」
春秋社 2005年12月 2,100円 411P
書籍紹介
"日本"をプログラムした神秘の密教者、空海。その謎と現在性に圧倒的なイメージで迫る。万能の天才・空海に秘められたメッセージを曼荼羅を描くように縦横無尽に語り尽くす。〈空海〉とは過去のものではなく、常に現在を照射する人物である。あとがきに「母なる空海、父なる宗教」という、著者が現在進行形で提示する新しい視点の空海論を所収。
1984年に初版が刊行されてからはや20年、不滅のロングセラーの新版。
目次
空海の夢
東洋は動いている
生命の海
意識の進化
言語の一族
遊山慕仙
密教の独立
陰と陽
仮名乞児の反逆
方法叙説
内と外
長安の人
初転法輪へ
アルス・マグナ
対応と決断
カリグラファー空海
イメージの図像学
和光同塵
即身成仏義体験
六塵はよく溺るる海
いろは幻想
呼吸の生物学
マントラ・アート
憂国公子と玄関法師
ビルシャナの秘密
華厳から密教に迫る
マンダラ・ホロニクス
想像力と因果関係
母なる空海・父なる宗教
(独白:空海という名前 ソラとウミ その雄大さ・深遠さの一致を感じる:簡単明瞭に名は体をあらわす)
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