トムカンタヴィニシウスジョビンヴィニシウスヲウタウ
Tom Canta Vinicius ジョビン、ヴィニシウスを歌う /Antonio Carlos Jobim
詩人ヴィニシウス・ヂ・モライス Vinicius de Moraes の没後10年となる1990年1月に開催されたブラジル銀行カルチャー・センターでの特別コンサートを収録。
ちょうどこの時期、アントニオ・カルロス・ジョビン Antonio Carlos Jobim は自身のバンドであるパンタ・ノヴァを率いて(1984年~)活動し、演奏者として精力的に活動していた時期にあたる。
メンバーの中から長男パウロ・ジョビン Paulo Jobim(g, vo)、ダニロ・カイミ Danilo Caymmi (fl, vo ドリヴァル・カイミの次男)、ジャキス&パウラ・モレレンバウン夫妻Jaques(vc) & Paula(vo) Morelenbaum が参加し、家族が集まるリヴィングでの会話を繰り広げている。
トムは曲間で昔の出来事を思い出しコメントを挟みながら、盟友ヴィニシウスの言葉を噛みしめ、優しく語りかけるような味わい深い演奏を披露する。
トムとヴィニシウスが出会い「シェガ・ヂ・サウダーヂ(想いあふれて)」が生まれ、ジョアン・ジルベルト Joao Gilberto の声とギターによってボサノヴァは生まれた。
二人は「インテンサテス」「イパネマの娘」「彼女はカリオカ」そして「フェリシダージ」などの名曲を残した。
"A Felicidade"(フェリシダージ)
悲しみには終わりはない
幸せには終わりがあるのに
幸せは
花びらに溜まった朝露のよう
落ち着いた輝きを放ち
軽く震えたかと思うと
愛の涙のように 滑り落ちていく
貧しき者の幸せは
カルナヴァルの大きな夢
一年中働き通し
一瞬の夢のために
王の 海賊の 庭師の衣装をまとい
水曜日には跡形もなく散ってしまう
夢のために
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