クウソナショウコウテイ
「空疎な小皇帝」
「小皇帝」とは、一人っ子政策の結果、あたかも肯定のように甘やかされて育ち、わがままで他者への思いやり、協調性に欠ける中国の子どものことを指す。
ジャーナリスト斎藤貴男氏は、「石原慎太郎」という問題を丹念に掘り起こした末に、小皇帝に重なり合うように思えたのだろう。
本書が出たのは2003年3月。前回の都知事選の前だ。この4年間、マッチョを気取る石原都知事の本質は何も変わらなかった。本書で指摘されている社会的弱者に対する冷たいないまなざし、私物化される公共空間・・もそのままだ。その正体は多くの都民にも認識されてきたかと思っていたが、さにあらず。反省したかのように見せて、またもや知事の座に就いてしまった。
今回の知事選後、この本を読み返してつくづく痛感した。選ぶ側、選ばれる者、どっちもどっち、なのか。それこそ、本書の大きなテーマである「日本人の集団心理」の前途とは・・・・。
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コメント (1)
2007/04/30
東施 私も石原慎太郎という人をあまりよく思っていないので、東京都民が、なんであの人を都知事にするのかわからない。ときどき本当に歴史や文化を理解していない発言があり、日本人として恥ずかしいと思うことがある。
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