バベル
観てきました@新宿バルト9。
何も共有するもののない人々のこと、人種/言語/宗教/経済的利害関係を共有する人々のこと、隣人、それどころか家族のことさえ想像することができない。世界を引き裂くのに言葉をバラバラにする必要などない。
チエコ(菊池凛子)に象徴される孤絶感とか、あまりに痛々しくて。それには覚えがある。人とは違う、そういうなら誰れもが「人とは違う」。
すれ違ってしまうことの容易さ。
アメリカ映画らしいハッピーエンドはありません。どれほどの「神の怒り」に触れているかも、もう分からない。だからこの断絶は回復できない……そういう風にも、みえて。 断絶を抱えたまま生きて行かなければならない、と。
世界のシステムは断絶を加速させる。人種や宗教や国籍や経済的利害の違いは、相手のことを想像させるよりも、断絶を生み出して行く……
辛くて悲しかった。
でも、凄くいい映画だったと思います。
- 2007/04/30更新
- 2007/04/30登録
- 747クリック
- メイン
- コメント(1)
- つながり(0)
- トラックバック(0)
つながりキーワード (0)
まだキーワードがつながっていません。





イン・ディス・ワール...
『ピアニスト』
SWEET SIXT...
little miss sun...

