アイビーエム キーボード モデルM
IBM Keyboard Model-M
IBM Enhanced Keybord Model-Mは、私にとって万年筆の「Montblanc」に相当するイメージがある。
キーボードがことのほか大事なのは、仕事をしているという感覚があるということと、思考の妨げにならないということの2つの要素を両立することで、生産性の向上に間違いなく繋がるからである。気分よく仕事をするために、筆記具を気にする人がいるのと同様、キーボードは気になり出すと、仕事をする気分に影響してくる。
IBMのModel-Mは、1980年代の終わり頃から90年代の初めにかけて、メインで使っていたIBM PS/2という高級なPCに付属していた。わざわざ「高級」と書いたのは、実際に高価で、ディスプレイやキーボードはその違いがはっきりとわかったからである。当時、アメリカのPC雑誌で、キーボードの特集記事が出ると、必ずと言っていいほどこのキーボードがEditor's Choiceに選ばれるのであった。
このキーボードの性格は質実剛健。仕事の道具として妥協を排し、重くてがっしりした作りになっており、重さは約2キロほどある。キーを打ち込むたびに、キーボードが「確かに入力承りました」と返してくるかのように、はっきりとしたクリック感がある。このクリック感は独特で、入力したかどうかが不安になるようなことが一切ないことに加えて、その音と相まって仕事に集中できるのである。求めているのはこのクリック感である。
音は派手目である。他人からすると騒音かも知れないが、使っている人には、気持のよくなる音である。
PS/2を離れていろいろなキーボードを触ったが、未だにModel-Mを超えるものには出会っていない。ひところeBAYなどでVintageとして出る度に買おうかどうしようかと迷って結局面倒になり、放置してきた。日本IBMが作ったJIS配列のものもあるが、自分の使っていたPS/2 用のものでないと、どうにも勝手が違い、買う気が起こらない。メカニカルキーボードとして、Cherryのキーボードなどが話題になることもあるが、やはりこのType-Mは自分にとって別格である。数字キーのない、Space Saverは同じ作りらしいが、Type-MならEnhancedの方が自分は好きである。
未だに欲しいキーボードである。
- 2007/05/06登録
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[モノ]IBMのModel-Mキーボードを注文してみた
- Grossauge360.jp | Tracked: 10.1.10 8:39 am
パソコンのキーボードは意外なほどに仕事の効率とモチベーションを左右すると思う。会社で働いていた頃は、支給されるDellのキーボードのカスカスした押し心地が気に入らなくていつも自分...
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