ヒャクマンベンコウサテン
百万遍交差点
京都は東大路通りと今出川通りの交差点は百万遍と呼ばれています。京都の街は大きな道が縦横に真直ぐ走っていて碁盤の目のようになっているのは有名ですが、交差点の名前も特徴的。例えば河原町通りと四条通りの交差点なら「四条河原町」といった具合にふたつの交わる通りの名前からとられていて、このルールさえ分かれば今自分がどこに居るのか、まぁ迷わないのがキモです。
そんななかでこの「百万遍」は"京都交差点便利の法則"を完全に無視しており、おかげでどこにあるのかさっぱり分かりませんでした。・・迷ったじゃないですか! すぐそばに知恩寺というお寺があって、そこで後醍醐天皇の代に百万べんの念仏が唱えられたことからつけられたそうです。
いつもカバンに入れて持ち歩いている森見登美彦の小説「太陽の塔」「四畳半神話大系」では幾度となく不毛な名シーンを演出して癒してくれます。きっと百万遍交差点は何かが起こりそうな磁場があるのだろう、とずっと思っていて、先日京都に出かけた際にわきめも振らずに向かった場所はここです。
写真だけみると高田馬場あたりのノーマルな交差点みたいですが、このすぐ近くに「大」の文字が刻印された山がありアブノーマルです・・。写真中央の廃虚のような建物が京都大学。だいぶ雰囲気を湛えた交差点でした。いつか京都に住みたいなぁ。
京都には観光名所もみやげ物屋も星の数ほど散らばっておりますが、しかし自分が京都に強く惹かれたのはこの百万遍を一目見たかったからで、いちばん最初の京都キーワードも百万遍で決まりです。いろんな角度からこの交差点を撮りまくりましたが、お気に入りの1枚をアップ。バイクのオジサンが直進しているのが東大路通り、そうでないのが今出川通りです。
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