さいばんかんのばくしょうおことばしゅう
裁判官の爆笑お言葉集
裁判官って人種は私の周りに一切居ないこともあって、どんな人なのか?ってのは、非常に想像しづらい人種なんですよ。
いや、もちろんご飯は食べているだろうし、通勤電車にも乗っているだろうし、お酒を呑むこともあるでしょう。でもね、弁護士や検事と呼ばれる人ならば、映画やテレビドラマ、小説などでも描かれていたりして、ちょっとは親しみを感じたりすることはできるのだけれども、裁判官を主人公としたドラマってのはあいにくあまり知らないし、知られていないのではないでしょうか(マンガで1つ知ってるぐらい)。
というわけで、裁判官が裁判で語った言葉の中から、人間臭い言葉をピックアップした本がこれです。爆笑と書いてあるけれども、笑えるのは前半だけで、後半になると切なくなり胸が締め付けられるような言葉がたくさんでてきます。
覚せい剤取締法違反の罪に問われた被告人に向かって「今、この場で子どもを抱きなさい。我が子の顔を見て、二度と覚せい剤を使わないと誓えますか」という裁判官。ちょうど傍聴席に生後6ヶ月の子どもと妻がいたから言ったそうなんですが、被告人はその場で泣き崩れてしまったそうです。
育ち盛りの子どもを2人も抱えているにも関わらず、数年前に家出した夫の借金をも抱え込み、追いつめられた末にスーパーで万引きを繰り返していた被告人に対して、執行猶予・保護観察つきの有罪判決を言い渡す。閉廷後、被告人が退廷するときになって「もうやったらあかんで。がんばりや。」と思わず声をかけた裁判官。
219ページは、一気に読み終えちゃいました。裁判官の方と居酒屋で一献かたむけてみたいなぁ。
- 2007/05/13登録
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