MADELEINE GÉLY AND ALEXANDRA SOJFER
パリで行き忘れた店シリーズ。サンジェルマン通りにある、世界的に有名なパラソルの名店。1834年開業の老舗で、今も変わらず、隣の工房から職人さん手作りの傘が丹念に生み続けられている。そこへ来て尚かつ、シルクやクリスタル、バンブーの柄、等々の素材にもこだわりぬいているため一口に傘と言えども軒並み500ユーロはくだらない。ある意味、行き忘れていたことに感謝すべきなのかも…。
多くの傘に内布が施され、2枚の布の間に骨が隠されるようになっている。この内布の中が、MADELEINE GÉLYの舞台。大粒のクリスタルが傘の中で雨のように滴ったり、或はメッシュの内布に夜景が浮かんだり、傘を開いて鑑賞する作品と言っても過言ではないほどの世界がひろがる。内布は単純に表布と同じシルエットをなぞる物もあればさらに別の形を持つものもあり(屋根と天井がある状態)、確かな技が無いと到底実現できないものと思われる。もちろん、華のようにふんだんなフリルを蓄えたブリムや、表布にも並々ならぬこだわりが感じられ、日傘に至っては表布に総刺繍や総レース、はてはコサージュが付いているものまである。まさしく貴婦人のための傘といった感じです。あ、ちゃんと男性用もあるそうですよ。ステッキも。
ま、そこまでの「作品」はさすがに持ち回しがならないので、いつか、パゴットタイプのパリらしい配色でオーダーをかけ、手にした暁にはモネの貴婦人ごっこをしてみたいと思うのであります。
MADELEINE GÉLY AND ALEXANDRA SOJFER(なぜか延々メンテ中)
- 住所: 218, boulevard Saint-Germain. 7th.
- 電話番号: 01 42 22 63 35
- 営業時間: 9:30~19:00 日曜定休
- 2007/05/15更新
- 2007/05/15登録
- 2698クリック
「MADELEINE GÉLY AND ALEXANDRA SOJFER」を検索
- メイン
- コメント(0)
- つながり(9)
- トラックバック(0)
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (9)
Fox Umbrellas
- (スイーツ姫)
こんなに美しい傘を生まれて初めて見ました。 そしてこんなに素晴らしいお値段の傘も!!!!! 傘1本に¥33600て・・・・・・・・・・・・・・・・・ 英国では...
アンティーク愛好家の家で育ったオーナーが始めたお店。 私はアンティークは興味がないのですが、パリを訪れる日本の知人が「アンティーク家具を見たい」と言う人が意外に多いので...
VALERIE AUDRESSETのストール
- (romance)
ヴァレリー・オードレッセ。 1834年創業、フランスのカシミア糸メーカー。1855年から1878年にかけては、パリ、ロンドンの万国博覧会で、カシミアシルクのスカーフが金銀...
William Morris
- (忍者ワタリ)
ウィリアム・モリスは19世紀末のイギリスにおける、最も名の知られた詩人であり、デザイナーであり、工芸家だった。そして何より、イギリス社会主義運動の黎明期における、最もユニ...
シェルブールの雨傘
- (ryouji)
1964年、フランス映画。ジャック・ドミー監督。 セリフもすべて歌、というのには面食らったけれど、シンプルゆえにこころ打つラブストーリーを、カラフルであざやかな映像とミ...
クロード・モネ
- (イナノベ)
Bunkamuraミュージアムで開催されている「ポーラ美術館の印象派コレクション展」。ここでも、出逢いました。モネの「積み藁シリーズ」。 最初はプーシキン美術館展で観て...
Parashell
- (linda)
もともと彫刻家であったカナダ人デザイナーによるとても個性的で優雅な日傘です。 貝殻をイメージし、パラソルとシェルをもじった「Parashell」は、レース使いもとてもエレ...
前原光榮商店 パラソル
- (tsumagiku)
以前、雑誌『装苑』で市川実日子さんがこちらのお店を訪問している記事を見ました。それ以来ずっと気になっていたのですが、「“雨の日グッズ”をそろえよう」(レインブーツの欄参照...
マリア・フランチェスコの傘
- (izaura)
忘れるのもはばかられるようなカワイイ傘を、ずっとさがしていて見つけたのがコレ。柄は木製、持ち手は白レザーに茶のステッチ、くもり空に映える太めストライプ。すべてがツボに...







シェルブールの雨傘
William Morris...
前原光榮商店 パラソ...
VALERIE AU...

