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「えむ」(ちゃいこふすきーきねんとうきょうばれえだん)

「M」(チャイコフスキー記念東京バレエ団)

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小さい頃にバレエをやっていたのだけれど、なんだか「様式美」サマサマという感じがして、いまひとつ退屈だなという印象だったが、高校時代にモーリス・ベジャール振付けの「ザ・カブキ」を見て、初めてワクワクした。忠臣蔵がモチーフになっているので男性ばかりの群舞が印象的だったが、スターダンサーや演者の跳躍や美しさだけでなく、「一糸乱れない群舞」というのも素晴らしくて、「みんなで力合わせれば偉大になれる」、、、って小学生のスローガンみたいで申し訳ないが(笑)、群舞の良さに気付かされた。
「ザ・カブキ」だけに終わらず、ベジャールは東京バレエ団に「ボレロ」を世界で唯一上演許可していて、信頼を置いた関係が感じられる。
「M」は、「三島由紀夫」とおぼしき、制服に制帽の小学生の少年が舞台に現れて始まり、三島の代表作に想を得たイメージが織り込まれていく。モダンバレエなのたが、演劇、パフォーマンスの枠とも重なりつつ、多様な表現が盛り込まれている。「M」には生の象徴の「la Mer(海)」、「la Mythologie(神話)」、「la Metamorphose(変容)」、「la Mort(死)」、そして「Mishima(三島由紀夫)」をも意味し、ベジャール本人のモーリスも、音楽で関わった黛敏郎も奇遇ながら「M」を含んでいると、上演前のテレビのインタビューで答えていた。
何度でも見たい作品だ。

「M」(チャイコフスキー記念東京バレエ団)

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詳細情報
  • 人名: 演出・振付:モーリス・ベジャール
  • 音楽:黛敏郎など
  • 美術・衣裳コンセプト:モーリス・ベジャール
  • 世界初演:1993年7月31日、東京文化会館
  • 2002/06/04登録
  • 3523クリック

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コメント (2)

2002/06/13

ひろチャン ののがきサマ 私も「M」観ました。 バレエというより、一つの劇を観ているような壮大なテーマのダンスでした。 ベジャールは大好きでずっと観ているのですが、やはりナンバーワンは先日も日本で公演していた「バレエ フォー ライフ」です。 クィーンの音楽がこんなにもドラマティックだったのかとあらためて感動!そしてジョルジュ ドンの映像には涙が出て来てしまいました。ベジャールさん のあのピンク色のかなり老けてしまったお顔を見てると、愛する者がどんどん去っていってしまって辛いんだろうなって胸が痛くなります。 ひろチャンの相棒より

2003/04/21

いにしえ 同バレエ団の高岸直樹氏は、伏見でバレエをしてました。

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