ヨルクマ
よるくま
酒井駒子さんの絵本における代表作の一つです。
黒の下地と厚塗り表現を主とする”黒の時代”現在の画風とは異なり、”白の時代”の端的な特徴が見て取れます。ビビットカラーを多様するなど鮮烈な色彩も目を惹かせつつ、人物などには繊細な色使いを施すなど細かな対比の表現が見事です。
暗さの中にも暖かみのある明るさを散りばめるところなどは、後の黒の時代の幻想性へ繋がっていく要素でしょう。しかし、何よりくまの子の可愛さには心を奪われます。主人公の男の子とよるくまの小さな夜の冒険と友情、親子の関係には胸が温かくなりました。この作品は幼児向けで、文字表現にも色や字体を変えるなどの工夫がありますが、大人の特に女性にも人気があるようです。
下地が白かった時代の作品の中で最も評価が高く、出版が早い時期であったこと、大人にも子供にも楽しめることなどの諸要素を考えると、酒井さんの絵本で一番売れている作品と思われます。
- 2007/05/25登録
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よるくま
- (ゆうしろう)
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酒井 駒子
- (めるもちゃん)
今年度の「母の友」の表紙はこの方です 切ない気持になる絵なのです 「よるくまクリスマスのまえのよる 」 を今年も息子と読もう








