ぼくらの鉱石ラジオ
イヤホーンの奥から、蚤のような小さな音が聞こえる。自分が作った装置からラジオが聞こえた。憧れが現実になった瞬間を今でも覚えている。
私が中学生になったばかりの事である。当時は流行だったのか、友人達が工具一式を買い込み、半田ごてを握りしめて電子工作を作っていた。
この本はそんな時代を思い出すと共に、電子工作にも芸術性があるのかと知らされる。
マニアだけではなく、電気に疎い人も読んでほしい。配線図も作品本体もまた部品類も見ていると、芸術品に見えるはずだ。
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