ブツゾウ
『仏像のひみつ』
山本勉著/川口澄子イラスト
朝日出版社 06年6月初版
仏像の種類、形や装飾品、光背に台座・・・ などから大体いつの、どんな仏像なのかを自分で識別できるようになりたいと思ってる方、必見です!
本書は全くの初心者に向けて、おおまかにわかりやすく説明してくれるのですらすら読めます。
何よりすばらしいのは、文章がシンプルな語り口調で書かれることにより、自然と知識が頭に入ってくることです。
どんなことが書いてあるのか一例を紹介すると、たとえば仏像の手や指の形(印といいます)を見ることで、仏像が何を伝えているかがわかります。「願いをかなえてあげよう」「瞑想中」「悪魔祓い」「怖がらなくていいよ」などのメッセージがあります。
こういった「仏像のひみつ」が美しいイラストや写真とともに示されています。
本全体のレイアウトもとてもおしゃれ。
文字は少ないのですぐ読めてしまいますが、内容は凝縮されているので読了後、仏像についての基本は大体わかったような気になります。
実際読む前と後では仏像の見方ががらっと変わり、今まではみんな同じように見えていた仏像のそれぞれの違いが浮き上がってくるようになりました。どこを見れば良いのかがわかるようになるのです。
仏像入門にはうってつけです。
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