タイトルマッチ
突然元世界チャンピオンの息子が誘拐される。犯人からの要求は、「3日後のタイトルマッチで相手をKOで倒す」こと。一体誰が?何のために?そんな脅迫を?犯人の目星すらつかないまま刻々と過ぎていく時間。焦る気持ち、伴わない結果。なぜ「負けろ」ではなく、「KO」を要求してきたのか?
確かに、最後はあっという間に謎解きと犯人逮捕がなされてしまいます。そのあたりに物足りなさを感じることもあるかもしれません。ただ、息の詰まるようなタイトルマッチ当日の描写はすばらしかったです。完全に解けてしまいそうで解けない謎を最後の最後まで楽しむことができました。
著者:岡嶋二人
発行:講談社文庫
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