ヤナギソウリ エッセイ
柳宗理 エッセイ
大学の一般教養で履修した「哲学」のテーマが
たまたま柳宗悦の民藝運動で「用の美」の概念に感動し、
その流れで柳宗理というデザイナーを知ってから10年が経つ。
柳宗理のデザインに惹かれるのはそこに本質を感じるからなのだと思う。
本質をつかんでいくプロセスが「デザイン」なのかも・・・
ということは柳のプロトタイプ制作に始まるデザインプロセスに見て取れる。
本質をつかむにはその膨大なインプットを必要とするしそのための好奇心も必要。
なによりもそれを続けることのできる柳はまさに本質を追究し続ける人なのだと感じる。
日本の民芸館を旅するごとに訪れてみるが、
いつもそこで出会うのは国籍に囚われない視点と
無駄のない美しさと暖かみを感じながらも厳しい静寂のある風景。
そこには生と死の両極端とその間にある緊張感が見て取れる。
本質を追究する人は哲学者でもある。つねに問いを立てるから探求心がつきない。
そんな気持ちの状態で活きているから、それは当然文章(エッセイ)になって現れる。
そんな「デザイン」活動の一片に触れることができてとても嬉しく思いました。
「柳宗理 エッセイ」
書籍「自分の仕事をつくる」にも柳宗理のものづくりの考え方が垣間見れるインタビューが有ります。
12/29更新
柳先生のご冥福をお祈りいたします。
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