殿山泰司のエッセイ
俳優の殿山泰司(1915~89)は多くのエッセイを遺しています。
古本だとやたらと値段が高いようですが、幸いなことにちくま文庫から氏の著作が刊行されており、手軽に読むことが出来ます。
(この企画考えた人はエラい!筑摩書房サンキュー!)
*三文役者あなあきい伝(上・下)
*JAMJAM日記
*三文役者のニッポンひとり旅
*三文役者の無責任放言録
*バカな役者め!!
*三文役者のニッポン日記
現在のところ、以上の7冊です。
とにかく面白い。
日本のしゃべり文体の始祖といえます。
音楽界でいえば、JBかクラフトワークです。
こういう文章を1960年代の前半から書いてたというのは驚きです。
文章がムチャクチャ面白いのですが、内容は結構シリアスだったりします。
(とくに戦争に関する部分)
そういう意味で非常に勉強にもなります。
はじめての方はやはり、「あなあきい伝」か「JAMJAM日記」がいいと思います。
- 2002/06/07登録
- 3099クリック
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (6)
最新コメント5件
2002/12/05
さいもん 殿山が出演した川島雄三の映画として『わが町』という素晴らしい作品があります。http://cinema.media.iis.u-tokyo.ac.jp/...
2026 どうもありがとうございます。川島監督の作品は1本も観たことがないんですよ。
2003/01/29
ちょも まだまだ出ているはずなのですが
ちくま文庫の刊行も最近止まってますね。
昔の角川文庫版などはきちんと探せば偉い高値だったりする一方でワゴンの中の100円均一に埋まっていたり。
なかなか見つかりません。
2003/08/09
カエターノファン この人の「日本女地図」っていうのが結構有名だと昔聞いたことがあります。226remixさんは御存知?
2026 読んだことはないですが、タイトルは知ってます。新藤兼人によると、内容はウソ八百だそうです(笑)。
- すべてのコメント »
つながりキーワード (12)
川島雄三 サヨナラだけが人生だ
- (sankaku)
立ち姿が好きだ。高校三年生の時に、首をもたげたけだるい感じで写っている川島監督の写真を見て姿に惹かれた。最初に偶然みた『幕末太陽伝』は、実は流して観ていたのだが子どもなが...
JAMJAM日記/殿山泰司
- (とと)
町田康が好きだと言ったら、あの人の文体は殿山泰司という人の文体に影響を受けているから読んでごらんと言われたので読んでみた。 町田康は大阪ミーツ江戸で、殿山泰司はその逆なの...
「断腸亭日乗」 by 永井荷風
- (カエターノファン)
小説家永井荷風(1879-1959)が、38歳から79歳の死の直前までに書き留めた日記。国語の先生はどういうか知らないけれども、明治以降の日本を代表する日記文学の一つ。 ...
「金花黒薔薇艸紙」 by 金子光晴
- (カエターノファン)
バックパッカーの先達ともいえる放浪詩人金子光晴が、晩年(80歳を超えていたらしい)に週刊誌に連載したエロ話が2002年に文庫化されました。 シモねたのオンパレードなのに何...
整体入門
- (崖っぷち)
僕は外国人では尊敬する人ってあまりいないのですが。(べつにナショナリズムを謳ってるわけじゃないけど)、日本人ではこの人スゲー、っと 思ってる人が何人かいます。 野口晴哉(...
「裸の島」
- (Poughkeepsie)
「耕して天に至る。是、貧なり。」 オープニング~禿げ山の島の俯瞰に「林光」の主旋律、そしてこの中国故事が・・・ 貧農一家が懸命に生きている。厳しいながらも淡々とした生活。...
例の会
- (空腹ライフセーバー)
まだ映画を観る以前から、川島雄三監督のファンだった。 というのも、はじめてその名前を目にした殿山泰司のエッセイで、そこで活写された川島の、シャイと破滅指向がない混ざった...
ピアニストを笑え!
- (stupidGeek)
山下洋輔2作目。 晶文社から出たハードカバーではなく、実は新潮社の文庫で購入。 これですっかりヨースケファンとなってしまった。 なによりも疾走するワン&オンリーの文体と、そこで展開される豪快...
殿山泰司
- (ちょも)
もちろん、名バイプレイヤーでいい味出している役者さんなのだがわたしにとっては名エッセイストとしての彼が好き。ちょっと調べるとかなりの本を出しているようなのだが今手にはいる...
ハチ公物語
- (東京福袋)
製作=東急グループ=三井物産=松竹グループ 配給=松竹富士 製作:奥山和由 プロデューサー:鍋島寿夫、進藤淳一 監督:神山征二郎 助監督:中島俊彦 脚本:新藤兼人 原作:...
川島雄三
- (ひよ)
45歳で亡くなった映画監督です。1918年に青森県むつ市に生まれました。明治大学卒業後、松竹入社。そののち日活、東京映画に移籍。昭和38年まで「幕末太陽傳」「青べか物語」など、51本の映画を...
川島雄三
- (さいもん)
日本映画界に燦然と輝く奇才中の奇才。 傑作時代劇『幕末太陽傳』が有名だが、 能をモチーフに一戸のアパートの中だけで展開するスタイリッシュの極み『しとやかな獣』や、 印象派...




川島雄三 サヨナラだ...
「断腸亭日乗」 by...
殿山泰司
「金花黒薔薇艸紙」 ...


