宇仁田ゆみ / うさぎドロップ
「ハチミツとクローバー」が好きな人ならぜひこの作品も読んでほしいなあ、て思います。て、「ハチクロ」が恋愛モノなのに対してこの作品は子育てモノと、全然違うんですけど。
でも、現実とヒトをつぶさに観察して描いてるその細やかさとか、厳しい現実もコメディタッチでやわらかに描いているところとか、読んでいてほのぼのするところとか、なんか「ハチクロ」と共通点あるなあって思いました。
この物語はトップ営業マンのダイキチ(30男、独身)が突然、6歳のりんちゃんを引き取る事になり、子育てする奮闘記です。ダイキチは子供なんてキライだし、女の人もどちらかというとニガテ。そんな彼がどうやって子供を育てていくのか‥四苦八苦する姿が描かれます。
ダイキチは子育てするなかで、色々悩んだり、よけいなことをウジウジと考えたり、迷ったりしています。でも決断するときはビシっとしたりして、そんなところがハチクロの真山くんとちょっと似てるかな、て思います。かっこいい男って実はこういう人?て思います。
りんちゃんは小さいなりに色んなことを敏感に感じ取っていて、けっこう難しいことも考えていたりして、そこがはぐちゃんぽいかなって思います。
物語が進むにつれて、2人はだんだん変わっていきます。その変化を見るのも面白いです。
最初は暗く無表情だったりんちゃんが心を開いて、明るくなっていく様子や、ダイキチが独身男から、だんだんと親として自覚していき、りんちゃんの事に対してしっかり責任をもとうという心境に変わっていきます。
「俺がりんを育てているのか、俺がりんに育てられているのか?」というセリフがでてきます。2人が互いに成長していきます。
単行本はまだ2巻までしか出ていません。これからりんちゃんは小学生になってゆくのですが、この先2人がどのように成長していくのか、楽しみに見守っていきたいです。
- 2007/07/15更新
- 2007/07/15登録
- 976クリック









