関心空間はブックのクチコミも満載!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

しゅのうまさゆき

殊能将之

  • 殊能将之の画像

ミステリはほとんど読まないんですが、最初に『ハサミ男』を読んだときはびっくりしました。すごい。すごいひねくれかた。だいたいXTCの曲からタイトル持ってくるかフツー…複雑なロジックを弄ぶだけじゃなく、アクロバットが見事に決まってます。二作目の『美濃牛』は人を喰った韜晦ぶりに感心しました。コール・ポーターと横溝!そして三作めの『黒い仏』、“究極のルール違反”をやってのけたこの作品に悶絶。一言で言えば、ウケたわけで。二言で言うと、激しくウケた。4作目『鏡の中は日曜日』は見事な構成。世間的にも好評でした。先日出た『樒/榁』は『鏡の中の~』の外伝的中編。これはなんだか、コント風でしたね。小林信彦をちょっと思い出したり。オチの落語ネタとか。

『鏡の中の~』で“犯人は創造的な芸術家だが、探偵はたんなる批評家に過ぎない”というチェスタトンの言葉が引用されてたけど、殊能氏が描く探偵・石動戯作(ボルヘス“ドン・イシドロ・パロディ”のもじりだそうで)は究極の読者って感じがします。『美濃牛』では横溝、『黒い仏』ではラヴクラフト、『鏡~』『樒/榁』では架空の作家・鮎井の作品世界に読者として遊ぶ探偵・石動。見事な読解を示しつつ、どっかで根本的な誤読が混じってる感じもする。

殊能将之

このページに
携帯でアクセス

2次元バーコード対応の携帯で読み取ってください

ダイス毛画像 投稿者:
ダイス毛

コメント (2)

2002/06/09

未有音 究極の読者…なるほどー。

2002/06/11

ダイス毛 美濃牛はちゃんと面白いですよん。ちゃんと、っていうと語弊があるか。いや次の「黒い仏」がある意味ものすごいので。 殊能氏のサイト見ると、氏自身がとんでもない手練の読者って気がしますね。

つながりキーワード (9)

元々フジテレビ午後のワイドショーのコーナーだったけど。 番組改変でなくなりTBSのジャスト金曜日と 関西テレビの2時ドキッ!!水曜日に引き継がれました。 素人(まれに有名人)のファッションコ...

 一年一冊という、執筆のスローペースっぷりでファンのみならず、編集者をも嘆かせている特殊ミステリ作家、殊能将之の最新作。  同じ団地に住むショウヤとトモヤは親友同士。本好きでひきこもりが...

美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る...

 メフィスト賞出身の鬼才、殊能将之の『ハサミ男』が映像化されるみたいです。心理捜査官役に阿部 寛。2004年公開予定。  あの小説は、映像化不可能なのではないかという気もしますが。 20...

パウル・ツェラン(1920-1970) 詩人。 光冠〔コロナ〕 僕の手のひらから秋はむさぼる、秋の木の葉を ――僕らはともだち。 僕らは胡桃から時を剥きだし、それに教える ――歩み去るこ...

Stéphane Mallarmé (1842-1898)。  フランス象徴主義の詩人ならびにヴィジュアルポエトリー、 メールアートの先駆者。言葉の底をひたすら見つめる...

書籍黒い仏

  • (未有音)

『ハサミ男』でメフィスト賞を受賞した、殊能将之のミステリ、3作目。 終盤の展開に、脱力し怒り出す人多数。絶対に認めない人もいると思われる。 しかし、こういう見方もある...

書籍ハサミ男

  • (ひっしー)

連続少女殺人事件の犯人。人々は彼をその残忍性から「ハサミ男」と呼んだ。 正常の中にある狂気と狂気の中にある冷徹さが錯綜する現実の中でハサミ男が自分の犯行を真似た第3の殺人...

メフィスト賞きっての識者。 「ハサミ男」 「美濃牛」 「黒い仏」 「鏡の中は日曜日」 ときて、六月には 「樒/榁」刊行予定!

携帯でこのページにアクセス

殊能将之

2次元バーコード対応の
携帯で上の画像を読み
取るとアクセスできます

トラックバック (1)

心温まる

  • Rumeの日記 | Tracked: 06.7.19 2:03 am

 最近一番心温まった出来事は、実は金沢21世紀美の鈴木則文特集のため…

トラックバックURL
http://www.kanshin.com/tb/keyword-117428

キャンペーン


ロケットニュース24

未来検索 ガジェット通信
ページの先頭へ ページの先頭へ