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マルコ・ジ・マルコ/in concert

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イタリア人ピアニストのマルコ・ジ・マルコのピアノソロによるアルバム。
彼のアルバムではクリス・ウッズとの「together in paris」やエレピが心地いい「at the living room」があるんだけれど、より深みがあって沈み込むような手触りが感じられるこのピアノだけのアルバムを聴いてしまいます。

A面に収められている20分以上のオリジナル曲「more than a breath,but less than the wind」では、月明かりとか足元にある水なんかが風景として浮かんでくるような、そして引きずり込まれるようないい曲だと思う。だからこそ、少し繊細すぎるピアノタッチがまた、それはまるで飲みかけのアルコールみたいに堪らなく感じます。

B面はジョビン、モンク、コール・ポーターのカヴァーです。そこにはもともとオリジナル曲が持っているものを、超えるほどの大きな足跡は見当たらないけれど、そこが彼の人柄をあらわしているような気がします(実際はどんな人なのかはわからないけれど)。でも思うんだけれど、あえて美しい曲をいじりまわす必要なんてあんまりないですよね。何かを越えることはないけれど、新しい文脈もないけれど、心が落ち着く演奏です。

マルコ・ジ・マルコ/in concert

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