じみんたいはいでふけいき、さんけいしんぶんのどうかつ
「自民大敗で不景気」、サンケイ(産経新聞)の恫喝
FujiSankei Business i. 総合/参院選、あす投開票 大敗のたびに景気失速 参院、やっぱりいらない?(ウェブ魚拓のキャッシュ「フジサンケイ ビジネスアイ」7月28日)
Sankei どうなる安倍政権 40議席未満なら景気後退も(ウェブ魚拓のキャッシュ「産経新聞」7月26日)
「大敗のたびに景気失速」
「景気後退も」
「参院、やっぱりいらない?」
扇情的な見出しで与党への投票を迫るオドし文句を、これでもか!、と並べて脅迫。このサンケイのやり口は悪質きわまる恫喝そのもの。
震え上がった読者が野党への投票をやめ、あわてて与党へと投票行動を誘導するよう見出しが書かれている。震源となっているのは「フジサンケイ ビジネスアイ」を読めば自民党の中川昭一政調会長だということがわかる。
「政権が安定しないと適切な経済政策を打てず、必然的に景気は後退する。しかも、政局が流動化する原因はいつも参院選での敗北だ」
「あたかも景気を“人質”に取るかのような発言で、与党への支持を訴えている」
記事の文末も同じ、
「国民の生活に直結する景気という問題に照らし、有権者はどんな判断を下すことになるのだろうか」
どういう意味か。景気が後退すれば、国民の生活が苦しくなるとでもいうのか。うそをつくな!
国民の生活と景気の相関関係があったのは、高度経済成長時代という昔話。いまになって、そんな恫喝が通ると思っている産経の浅知恵に驚いてしまう。格差社会、人材派遣による日雇い奴隷で苦しむ国民をよそに、企業優遇政策による空前の好景気に沸いている大企業の存在はどこへ行ったのか。記事は冒頭にもっともらしく「株価」と「参院獲得議席」の相関グラフをのせてみせるが、よく見ればおよそ関係ない。「株価」が国民の生活と関係あるのか。いまはほとんど関係などない。このような恫喝までして与党を勝たせようとすること自体、産経が「自民大敗」「与党大敗」の恐怖に怯えている、と理解しなければならない。
おのおの方、騙されないよう、お気をつけ召され。
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