ハンオチ
半落ち
取調官、検察官、新聞記者、
弁護士、裁判官、刑務官
それぞれの人生と立場からみた
現職警察官による妻殺害事件。
映画で大体の内容は分かっていたものの、
組織の中で生きる男達の
普段は表面に出ることは少ないであろう感情が、
真実味を持って綴られ読み応えがあった。
焦り、苛立ち、期待、不安、
妬み、驕り、欺瞞
横山小説の魅力は、硬派な内容にしては
普段は言葉として意識しないような心情が
咄々と吐露されているところにあると思う。
ただ、終盤のまとめ方がちょっと強引なのと
歌舞伎町行きの真相が
全体の梶像と一貫していないのが残念。
- 2007/07/29登録
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