イタリア式生活デザイン体験ミュージアム
クレアティヴィタリア
汐留シオサイトのあたりが、まだ「旧汐留貨物駅跡地」や「レールシティ汐留」と呼ばれていた頃、1990年春に催された“イタリア式生活デザイン体験ミュージアム”。当時高校生だった私にとっては、ものすごいカルチャーショックの企画展でした。検索したら、まとまった情報を載せているところが見当たらなかったので、当時のカタログ(写真は表紙の一部)を元にKW化。
空き地に現れた巨大な特設会場内は、玄関・台所・浴室・書斎・屋根裏部屋・寝室・居間・食堂・ガレージの9つのエリア(部屋)に分かれていて、一件の家を訪問するようなつくりになっていました。各部屋にはおしゃれな生活雑貨、家具、家電などがずらりと並び、イタリアのデザインを満喫できるというもの。
そのうちの5つの部屋で流れていた「イタリアの音(時代とジャンルをまたいだ様々な音楽)」を監修したのは、ピアニストで作曲家のダヴィデ・モスコーニ。部屋のあるポイントに立たないと聞こえない「スポットスピーカー」を採用していたので、音が氾濫してしまうことがなく、各部屋のテーマをきちんと隔てるという趣向に適っていました。
照明を落とした寝室には30人が寝ころべる巨大なベッド(音響システム/ボディソニック内臓)があって、これまた巨大なテレビ(16面プロジェクションCUBEシステム)で、イタリア映画のダイジェストを見ることができました。流れていたのは、「無防備都市」「8 1/2」など、無声から近代映画まで10点以上のラインナップを編集したもの。
椅子のデザインなどでも人気のある建築家ガエタノ・ペッシェが会場設計を、現在グッゲンハイム美術館で現代美術担当シニアキュレーターを務めているジェルマーノ・チェラントがキュレーターとして参加しています。プロデューサーのヴィエリ・サルヴァドーリ(Vieri R. Salvadori)が何者なのか、残念ながら分からず・・・
主催:クレアティヴィタリア実行委員会、朝日新聞社、テレビ朝日
参考:1991年のメセナ大賞(現・メセナアワード)
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グッゲンハイム美術館
- (five-panda)
フランク・ロイド・ライト設計 NYの5番街に面して 建っています。 アメリカの鉱山王 ソロモン・R・グッゲンハイムの コレクションを元にした 現代美術が中心の美術館。 ...











