ダーウィンの悪夢
「不都合な真実」が、先進国側からの理念的な警告であるのに対し、
「ダーウィンの悪夢」の方は、厳然として存在する貧困や暴力を、
途上国・貧困層の側から、現実の環境・生態系破壊をリアルに描いています。
ここでは国連も世界食料計画も、
現状 搾取する側の都合に左右される非力な組織でしかなく、
人々の善意も届かない。
そういう現実が描かれています。
結局、世界を左右し紛争をも悪化させているのは先進国の‘資本’であると…
そこに従事する人間も罪の意識に悩みながらもどうする事も出来ず。
現地ではその日その日を生き抜く事だけで精一杯で、
その先など とても考えられない。
そういうどうしようもない現実を、否応無しに突きつけてきます。
実際、現実の重さの前には、どうすればいいのかさえ判らず、
立ちすくむしかないのですが…
それでも、知っておかねば・頭の片隅にでも置いておかなければ、
いけない事実なのでしょう。
幸いにして、まだ日本は豊かですし比較的安定もしています。
だいぶ、怪しくは成ってきていますが、生態系の破壊も自然環境の破壊も、
まださほどは表面化していません。
もっとも表面化した時には、もう手遅れと言うのも一面事実ですが…
セアカゴケグモ・カミツキガメ・ブラックバス・
オニヒトデ・エチゼンクラゲ・珊瑚の白化…
もう既に、色々と予兆は出て来ています…
危ないな…
- 2007/08/10更新
- 2007/08/10登録
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