憂鬱と官能を教えた学校
今なお世界のポップ・ミュージックを席巻している(らしい)、バークリー音楽院の音楽理論「バークリー・メソッド」を包括的に解説している。
広汎にして実践的な知性がつむぎ出す言葉は、著者が望むようにチャーミングでさえある。それは、楽器を手にしなくなって久しい私のような人間が、曲づくりへの欲望をかき立てられるような魅力である。
アメリカ音楽が前世紀の中頃にアフリカのリズムと結びつくことで、やっと世界を「リズム音痴」と蔑めるようになったことを知る。きわめてクール。










