愛ついて
愛の反対語は憎しみじゃなくて、無関心という言葉を昔聞いたことがある。
妻に聞いてみる。
「先月で結婚19年目だったけど、来年は20周年で節目だね!2人で海外旅行でもするか?」
・・・
無視された~~~・・・・ドキッ・・・
・・・
聞こえてないかもしれないから、大きな声で聞き返す!
「お~~い、20周年はどうするん??」
妻振り返り、「その前に部屋掃除するから、向こうの部屋に行って。」
・・・
おい、やば、無関心やんか・・(涙)
・・・
冷静・・・に考える。。
無関心を予防するには、共通の楽しみを持たなければならない。楽しみというものは、見つける努力を惜しむとどんどん縁遠いものになる。結婚20周年は共通の楽しみではないのか? やっぱり、先月の結婚記念日に仕事で午前様したからかなぁ?
身近な誘いに変更して再度試みる。
「お~~い、銀座に買い物にでも行こうか?」
・・・・
「今日は、美容院に予約あるから、留守番してて!」
ゲッ・・本当かよ?・またも無関心?。 ふむ。誘い方がまずいのか? がっかりした顔をみせるのもシャクだから、玄関のところで靴を履いて出かけようとしている妻に
「オレも、ちょっと出かけるけど」と相手の出方を待つ。
「戸締り忘れないようにしてね。じゃあ」 動じない。
「なんじゃい、それ。オレの行き先にも関心ないかい!」大声で心の中でつぶやいた。
仕方がないので、近くの本屋にでかけ時間を潰し、帰りに夕飯前だったが小腹がすいたので、コンビニで肉まん2個を買って帰ってきて食べた。ばれたらやばいので証拠を残さないよう、ゴミ箱の底の方に袋は捨て部屋にこもった匂いも気になるので、ファブリースをしているところに 「ピンポン~」って妻が帰ってきた。
「本屋に少し行ったけど、ちゃんと留守番してたよ。」玄関までお出迎えをしたが、だまってリビングのテーブルにかばんを置くと同時に近づいてきて、
「夕飯待たずに、何食べたの?」
「いや、なにも?なんか匂いでもする?」
平静を装いと自信ありげに答えた。
「あのね、いい年しているんだから・・・口の横に何かついているよ」
・・・
・・・えっ!?・・(やばっ、カラシ塗りすぎた)
思わず、手で口元を押さえ、
思わず洗面所に駆け込んだ..
そして鏡で確認した・・
サイアク・・
・
何もついていなかった。
「くぅ~~~!」まんまと罠に・・(灼熱)
・
妻はクスクスと肩を揺らしていた。
- 2003/04/18更新
- 2002/06/11登録
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