たびのらごす
旅のラゴス
短編を積み重ねて描く成長小説。ラゴスという主人公が長い長い旅の中で何かを学び、何かをつかんでいく。はじめは不思議な事件、奇妙な人物を中心に物語が進む。しかし次第に舞台装置は地味になり、しかしそれと共にまるで壮大な大河小説を読んでいるような気持ちにさせてくれる作品。
さあ、これからシュミロッカへ行きますよ。一歩前進すればわたしたち全員がシュミロッカにいるのです。実際に、一歩前進しなくてもかまいません。頭の中で、一歩前進することを想像すればいいのです。もちろん、どうしても本当に歩きたいひとは一歩前進してもいいのですよ。さあ、静かにね。それでは行きましょう。(引用)
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