アヒルと鴨のコインロッカー
今さらですが、レビューを。
今まで勝手に表紙で判断して、伊坂 幸太郎を敬遠していたのですが、読もうと思った発端は、本が好きな友人のお母さんの一言。
「お母さん、強盗モノが好きみたい。」
それを聞き、私も「ああ、強盗モノって面白そうだな」と思って購入してみました。いいじゃん、伊坂 幸太郎!!このアヒルと鴨を筆頭に、伊坂 幸太郎は何冊か読みましたが、これはダントツによかったです。
★あらすじ
引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!
ラストは様々な解釈ができて、それがこの作品の最大の魅力といっても過言ではない。私はその中の一つの解釈に固執したわけなのですが、映画版では、解釈の自由が失われているところが残念でなりませんでした。
でも、本を読んでみたら、映画版は見たくなるに違いありません。今からならDVD発売を待つことになると思いますが、まずはぜひ本を手に取っていただきたいです。
- 商品名: アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
- 価格: ¥680
- 著者: 伊坂 幸太郎
- 出版社: 東京創元社
- 発売日: 2006-12-21
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- 2007/08/30登録
- 881クリック
コメント (3)
2007/08/31
zbn3000 映画版の「解釈の自由が失われている」結末が気になります.観てみようかな.
かもめ丸 レンタル開始されたら、是非見てみてください。
「解釈の自由~」は、映画で初めて触れた人には伝わらないのでは?、と私個人は感じています。
それと、映画サイズに縮めるにあたり、エピソードのスリム化がおこなわれているので、映画オリジナルの脚本の好き嫌いも出るかな、と。
でも、いかんせん叙述トリックモノですからね。こちらに関してはちゃんと交通整理できていたと思います。
zbn3000 映画は紙媒体と違って時間に縛られていますから原作と違う風に描かれても作品全体に好い影響を与えていればいいと思いますので,観て原作との差異も楽しみます.
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