アドバンスド・ダブゼロスリー・エス
Advanced/W-ZERO3 [es] (WS011SH)
シャープ(株)が「W-ZERO3[es]を軽薄化」するためにリリースした端末。
http://www.willcom-inc.com/ja/lineup/...
私はてっきり「フルキーボードのない、カスタマイズ性に優れた【120g台の】ケータイ」というスタイルで出るものだとばかり思っていました。
http://k-tai.impress.co.jp/cda/...
ところがその「日本初」になるはずだった「タッチパネル+テンキーのWindowsMobile端末」な形態は、あっさりとDocomoに取られてしまい……そういうこともあり、今回はかなり期待はずれでした。
WS003SH→WS007SHはデザインの都合からブラックカラーであっていたのですが、WS011SHには合いそうにないので、ひとまずホワイトライクなカラーバリエーションが出てから、購入するかどうかを検討してみようかと思っています。
色を購入条件にしたくなるほど魅力がない……というのは、個人的にはかなり微妙な気がしています。普段なら、こういう端末では「機能で選びたい」ところなのですが、
・WirelessLANはあるのにBluetoothがない。
・相変わらずの野暮ったい入力インターフェース。
・3世代目だというのに、ケータイライクな待ち受けシェルがない。
など、心ときめくものがまるでないのはどうかと……。
Willcom側が「フルキーのないWindowsMobile端末はありえない」というスタンスを貫き続けるのであれば、もうこれ以上買い支えする必要はないんじゃないかな……と、そう思い始めてすらいます。
個人的にW-ZERO3(を含むWindowsMobile端末)の魅力は「多様なソフトウェアで柔軟なカスタマイズができるところ」にあって、その他のところについては、はじめから期待していないんですよね……。
そして、「タッチタイプできないフルキーボード」の利用価値はまるで理解できないところがあります……。
今回は色待ち、次回は無印後継のはずなのでスルーするとして……その先に待つ端末がどう出るか、そのあたりが気になっています。
今回は……なんというか、
「キャリア側の実力者は羨ましいよね……自分が欲しいと思うものを作れるんだから。」
……と、そういう感想だけを抱きました。
インターフェース絡みについて、真剣に取り組んでいるDocomoの姿勢を、改めて認識させられることになりました。
(2007年11月6日11:38:57追記)
一週間ほど前に、ついに購入しました。
どうがんばっても白系の色は出そうにないので、結局ブラウニーブラックを選択することに。
シルバー単一色よりは色剥げが目立ちにくそうなので、しばらく持つには使えそうです。
ただし、今回アドエスを入手した理由は【[es]のジャケットをお下がりでほしい】という方が居たから、だったり……。
とても受動的な理由で買い換えてしまいました。
フルキーボードについては購入以来一度も使っていないので、それ以外のことについて書き出してみようと思います。
────よいところ────
・テンキーを構成する「一つ一つのキー」の横幅が広くなったところ。これは誤打が減ったので◎。
→これで、「(キーピッチはそのままに、キー単体の横幅を狭めて)キー同士の隙間を空ける」と、さらに(誤打鍵防止を目的とするうえでの)実効キー横幅を増やすことができます。それと、空けた隙間の部分に「ガード」が成型されていると、タッチタイプ性が向上し、さらに使いやすくなると思います。
・画面回転キーが凹みの付いたキーになったこと。
→時間がかかる回転操作を誤操作で起動させてしまうことがないので、これは○。ただし、もう少し浅く広くても大丈夫だと思うので、この深さ加減や大きさについてはいろいろ検討し甲斐がありそうだとは思います。
・体感速度を遅く感じさせる「待たせてもらっては困るところ」についてのチューニングがうまくいっている。
→灰耳のW-SIM+2X+高速化サービスの[es]から、青耳のW-SIM+2X+高速化サービスに移行したのですが、Operaのちょっとした速度改善に喜び、W-OAMによる切れにくさ向上による平均データ転送レートの向上具合が、とてもよく効いていると思います。「しょせんはPHS」という遅さの根本は変わらないものの、コスト対ベネフィット比の観点から行けば、十分使える領域になっていると思います。
・持ちやすさがかなり向上したところ。
→テンキー部分の胴回りはもっと小さくなってほしいと思う(幅方向はこれ以上削れないので、厚さ方向で削るしかないと思う)ものの、重量バランスは比較的よく、かつ確実に軽くなっている点は○。
────ダメなところ────
・Operaで特定のページを見ると、右上のクローズアイコンが「OK」と「×」の間で延々と反転しまくり、リセットするしかない……という状況に陥ることがある。
→Operaのテスト不足?要調査。
・フルキーのがたつきが影響して、バイブをかけるとひどい騒音が出る。
→うるさすぎて(音があまり出ないことを期待して設定しているはずの)バイブにしている意味なし。
・エクスクロールがとても疲れる。
→(プチプチと似たようなもので)なんとなく弄くるには面白くていいのだけれど、実用的ではない。せめてすり鉢状であればトレースしやすいのだけれど、そういう風にすらなっていなかったのは予想外……。ディスプレイに接するプラ枠の、4辺すべてにタッチセンサー(液晶に仕組んであるものと同様のもの)を組み込んで、枠をタッチすれば「液晶画面の一番近いところをタッチしたのと同等に扱う」というインターフェースがあれば、もっと直感的に扱えるような気が。
・テンキーの「2」に対して、スクロールキーが被さっている。
→テンキー使いにとっては「論外」な配置。デザイン上「2」がほかのキーと似た使い勝手であるかのように見える「ごまかし」があって、ちょっとたちが悪いように思う。
・フルキーボードのリセットボタンが「爪」などでは押せない。
→紛失しそうなスタイラスは持ち歩かないことにしたので、結局リセット時には「電池を抜く」しかなくなりました。せめて(画面回転ボタンと同じく)爪で押せるように、爪の形に似せてリセットボタン周辺にIの字の加工を施してほしかったですね……。
────今後に期待────
……正直言って、同社製のSoftbank812SHやSoftbank913SHが持つパッケージングがうらやましくて仕方がありません。
アドエスを作る技術力があるのに、これらのパッケージにW-ZERO3の中身を入れることはできない……ということはないと思う(というか、すでに世界初どころか国内初すら取られている状況)ので、今後の端末については期待したいところです。
- 2007/11/06更新
- 2007/09/02登録
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コメント (11)
最新コメント5件
2007/09/04
olmy いっそ、シェルを全部自分で置き換えられるWindows Automotiveを使ったらどうか、と思わなくもありません。まーライセンスやハードウェア条件的に難しいでしょうけど。
2007/09/05
相沢かえで たしかに、実用的なUIを作るのには、相当の時間がかかるかもしれないですね……ケータイライクな外見であればあるほど「ケータイらしい操作体系」を求められますから、求められる機能や品質は相当に高いものになりそうです。
いずれにせよ、DoCoMoが今年度末には「あるべき姿を持った端末」を2つリリースするわけで、ひとまずはWillcom近傍からも「それに近い端末」をそのうちリリースしていただきたいなぁ……と、今はとりあえず淡く期待してみるつもりです。
olmy やーだから、Windows Mobile Standardはケータイ向け、Professionalはスマートフォン向けのUIを最初からMicrosoftが装備してくれてる製品なんですってば。>DoCoMoの新機種
2007/09/06
相沢かえで 両者共に、ケータイWatchの詳細記事では「専用待受画面」についての解説がなされていましたので、私はてっきり端末メーカー側がUI全体を作りこんでいるのだとばかり思っていました……勘違いしていたようで、失礼しました。
olmy Standardだと、タッチパネル無しが前提なので、すべての操作がテンキーや左右のソフトキーでできるようにきちんと設計されてるんですよ~。なので、だいぶWindows色が薄まって携帯っぽい感じになっています。
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