マンガデドクハ「ニンゲンシッカク(ダザイオサム)」
まんがで読破「人間失格(太宰治)」
日本文学の漫画化は今に始まった話ではないが、これは結構よくできた方ではないかと思う。たまたまコンビニで見かけて手にとってみたのだが、画面構成が巧みで、話の進め方(原作からのシーンのチョイス)が過度にドラマチックな印象を受けた。その大仰さが鼻につく人や、根っからの原作ファンには受け入れられないかもしれないが、普通の漫画としても面白く読める一作ではないだろうか。
この「まんがで読破」シリーズ第一弾は太宰治の「人間失格」(これを買って読んだ)に始まり、島崎藤村の「破戒」、夏目漱石の「こころ」、そして小林多喜二の「蟹工船」が出版されている。いずれもサイトで見る限りは漫画としてのクオリティが高そうだ。
面白いのは、集団で関わっているのか、作画担当の名前がわからないこと。バラエティ・アートワークスとしか記されていない。実態は沖縄の会社なんだが、これはあれか。昔でいうところの作画グループとか、最近でいうところのCLAMPみたいなシステムに近いのか。昔みたいに「無名で食えない漫画家の日銭稼ぎ」みたいな雰囲気は微塵もなく、どこか雑誌で連載されて好評を博していたんではないかというくらいの画質なだけに、実際作画に携わっている人の正体が気になるところ。
※まんがで読破.com
- 団体名: 株式会社バラエティ・アートワークス
- 商品名: 人間失格 (まんがで読破)
- 価格: ¥580
- 著者: 太宰 治, バラエティアートワークス,
- 出版社: イースト・プレス
- 発売日: 2007-07-01
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- 2007/09/04登録
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コメント (2)
2007/09/05
島崎丈太 私も実は幾つかの名作を、漫画で読んで、原作に至る、というパターンで味わってきていたりするので、こういう文学の漫画化には興味があります。 まだ私自身はコンビニで見かけたことが無いのですが、見つけたら一度読んでみようかと思います。
BRAVO30000W! やはり日本の場合、下手に映画化するより漫画化させた方が面白いかもしれませんね。
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