ダニエル・ジョンストン
Daniel Johnston
現代アメリカのシド・バレット、究極のロウファイ・アシッド・ロックを奏でるのがダニエル・ジョンストン。
ダニエル・ジョンストンは精神病院に住みながら(入院とも言う)、音楽や絵画などのアーティスト活動をしている(ギター弾いて歌ったりコミックを描いたり)人で、20年近く前からしこしこ宅録音源を出し続け、一時はアトランティックという大メジャー・レーベルからCDを出したこともある。
写真は去年出た「Rejected Unknown」で、アトランティックからの「Fun」以来7年振りソロでのフル・アルバム。病状が悪化していたのか、このCDの裏ジャケットが全てを物語っているようでもある。
精神病院に住みながら時たま思い出すようにレコードを出すというと、テキサスのサイケ・バンド「13thフロア・エレベータ」のロッキー・エリクソンや「モビー・グレイプ」のスキップ・スペンスを思い浮かべるけど、彼らの場合はドラッグ絡み。ダニエル・ジョンストンの場合はもっと精神的な病のようですね。
音はいわゆるアシッド・フォークのバンド版。録音も本人やプロデューサーの家のガレージで行っているので、ラフだし歪んでいるし、とても商用レベルのものではない。が、しかし、こんなにナイーブなラブソングを書き歌えるなんて。それも人を感動させ得るレベルの歌を。音楽のミューズというのはどこに宿っているのか判りません。
そういえば、カート・コベインもダニエル・ジョンストンのファンだった。そうしたセンスがあったからこそのニルヴァーナだったのだな。あれからもう10年経ったのか。
URLは彼のオフィシャルサイト。CDはもちろん、イラストも買える。
- 人名: Daniel Johnston
- 年(代): 1961年生
- 地域: 米国カリフォルニア州サクラメント出身
- 米国テキサス州オースティン在住
- 2002/06/16登録
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コメント (1)
2002/07/01
豆おじさん なんともさみしくていいんですねえ。メロディーが素晴らしい。この人の歌を聴いて頭によぎるはっきりしない風景は、今見たようでもあり大昔にも見ていたようでもあります。音の悪さがよけいそう感じさせるのか。不思議な気分になる歌です。
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