もりつよし
森毅
1928年、東京生まれ。
評論家。京大名誉教授。
著書、すごく多数。
この人のエッセイが好きである。
重要な事を平易な言葉で説明してくれる。
そしてユーモアがある。
不毛な(見かけ倒しの)シリアスさに陥ることがない。
読むと楽しいし、(ムリヤリでなく)少し前向きになれる。
たいへんな読書家である。
学者なんだから当たり前なんでは?と思われるかもしれないが、
この人の場合、専門と関係なく物凄い量の本を読んでるのである。
たくさん読んでるから、もちろん様々な影響を受けてるんだろうが、
決して一つにかぶれないところがカッコいい。
「いちいち入れ込んでられっか!」とでもいうか。
私はこの人の本を読んで、「ものを知ってることは素晴らしい!」と思った。
こういう爺さんになりたい。
今年の元旦の朝日新聞に、富岡多恵子さんとの対談が載っていました。
その〆の言葉が「さすが」と思わせるものだったので、引用しておきます。
*
昔の軍事教練で、敗走の訓練を覚えてます。
隊列は組むな、バラバラで逃げろといわれた。
攻める時は、みんな一緒の方が、効率的やけど、
固まって逃げたら一斉にやられる。
今、経済は「第二の敗戦」っていわれるでしょ。
そんな時、みんな一緒のことやってたら、終わりですよ。
まあ、「いち抜けた」と言うのは怖くて、
みんな一緒に地獄に落ちる方が、楽なんやが。
- 2003/01/30更新
- 2002/06/16登録
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コメント (4)
2002/06/16
なかしぃ だんだん「普通のおじん」臭くなってきてるのが...本人としては予定通りの気もします。
2002/06/17
pie 10年程前に某関西インディーズバンドの番組に出ていらっしゃいました。新聞のコメントしかり、ジャンルをさっぱり問わないところが素敵ですね。
2026 素敵です!(笑)
2003/09/02
生死去来棚頭傀儡一線断時落落磊磊 僕もこの人のエッセイ大好きで、学生時代にエッセイのみを追いかけてむさぼり読んだ覚えがあります。最近養老孟司の「バカの壁」を読んで
何故かこの人を連想してしまいました。
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